画面仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 04:48 UTC 版)
当時のブラウン管は、テレビ放映やパーソナルコンピュータでは横画面が使われていたが、アーケードゲームはヒット作『ブロックくずし』(1976年)、『スペースインベーダー』(1978年)でゲームの重要な要素を上下に配置した事から、ブラウン管を縦に使用、この影響で他のゲームも縦画面がほとんどだった。横画面のゲームには『ヘッドオン』(1979年)などが存在したが、『ラリーX』も横画面の左にゲームフィールド、右にスコアやレーダーを配置したので、筐体は他のゲームと互換性がやや欠けていた。 そうした中で、当時珍しくなかったコピーゲームが『ラリーX』でも出回ると、他の汎用きょう体用の横画面にあわせ、縦画面の上にゲームフィールド、下にスコアやレーダーを配置したコピーゲームが登場した。文字表示は『ラリーX』のオリジナルに限らず、当時のほとんどのテレビゲームでは英数字の横書きだったが、この縦画面版は英数字を縦書きしている。文字をつなぐ記号のハイフン(-)も縦(|)になっているが、イコール(=)は横のままだった。その後縦画面版はMAMEでリリースされ、エミュレーター基板でも『GAME NEVER OVER』『HAPPY HOURS』などに収録され、現在でもその存在を確認することができる。
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画面仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 02:09 UTC 版)
専用ディスプレイは縦置き・横置きを切り替えて使用可能である。専用ディスプレイのチルトスタンドに縦置き・横置きを検出する機械式スイッチが搭載されており、画面の表示モードもこれに合わせて自動的に切り替わる。 ディスプレイ横置き時に画面解像度720×512ドット、縦置き時は512×720ドットのビットマップグラフィックを表示可能。論理的には1024×1024ドットのグラフィック画面を備えており、ウィンドウ機能によりグラフィック画面の一部をディスプレイに表示する。これによりビットマップ転送することなく画面を上下左右に自由にスムーズスクロール可能としている。 テキストもビットマップ表示で行うため、専用のテキストVRAMを持つPC-9800シリーズと比べて表示速度が遅いという欠点があった。そのためVRAMを複数プレーン分重ね合わせて持ち、同時に読み書きする事により表示の高速化を図っている。 model 30はカラーボードと称する増設VRAM 128KB×3プレーン実装のドーターボードを標準搭載し、512色中16色のカラー表示が可能である。model 10とmodel 20は標準ではモノクロ表示で、カラーボードを追加搭載することで model 30と同様のカラー表示が可能である。
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