画面モードの切り替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 10:21 UTC 版)
「ラスタースクロール」の記事における「画面モードの切り替え」の解説
スーパーファミコン スーパーファミコンの多くのソフトで使用されていた。水平ラインごとに画面を分割して各画面モードを切り替えて、それぞれのモード特有の特殊処理を表示画面内で別々に使用する。 『スーパーマリオカート』では遠景やスコア表示をBGレイヤーが複数使えるモード0で描画し、地面のコース部分を拡大縮小回転可能なモード7で描画していた。『ファイナルファンタジーVI』での飛空艇の飛行シーンにおいては、遠景を縦ラスタースクロールが可能なモード2を使い前述の疑似回転処理で描画、地表を拡大縮小回転可能なモード7で描画、地平線の傾きをスプライトのマスクで表現することにより、当時としては迫力あるリアルな飛行シーンを実現していた。 MSX2 MSX2の一部ソフトで使用。画面を上下に分割し、TMS9918互換のキャラクタ・グラフィックのモードや、V9938のビットマップの低解像度16色・256色と高解像度4色・16色の任意の各モードを組み合わせて表示する。上画面をスクロール固定のスコア表示、下画面をゲーム画面とする手法が一般的。モード切り替えを伴わない単なる画面分割は、『ドラゴンバスター』のドラゴンとの対決シーンなどのようにファミコンにおいても使用例がある。
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