甲子園 (福山雅治の曲)
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「甲子園」 | |||||||||||||||||
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福山雅治のデジタルシングル | |||||||||||||||||
収録アルバム | 『AKIRA』 | ||||||||||||||||
リリース | 2018年8月27日 | ||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||
時間 | 4分56秒 | ||||||||||||||||
レーベル | ユニバーサルミュージック | ||||||||||||||||
作詞者 | 福山雅治 | ||||||||||||||||
作曲者 | 福山雅治 | ||||||||||||||||
チャート順位
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「甲子園」(こうしえん)は、日本のシンガーソングライター、福山雅治が2018年に発表した楽曲である。
解説
本曲は、2018年に開催される『全国高等学校野球選手権大会』(夏の甲子園大会)が記念すべき100回目を数えるという節目の大会となることから、大会を中継放送する日本放送協会(NHK)が『日本人のアイデンティティーを認識させてくれる高校野球について、すべての人々と思いを共有し、次の世代にも繋げていきたい』として、2018年度の夏の甲子園大会の中継放送を行うに当たり、同協会史上初となるテーマソング製作を発案することとなった[2]。
日本放送協会では、楽曲製作についてどのアーティストに依頼するか検討を重ねた結果、“故郷への想い” “頑張っている人へのエール” “家族への愛”などをテーマにした楽曲が多く、『高校野球を通して日本人へ伝えたいこと、そんな思いを曲にしてくれる』人物として福山雅治に楽曲製作を依頼することとなった[2]。
福山は本曲製作に当たり、「甲子園でしか表現することが出来ない感動や青春の輝きを僕なりに表現したい」として[3]、「高校野球100年のつながりが100年後も続いて欲しい」との思いを込めたことを語っている[4][5]。また、中学生時代に吹奏楽部で部長を務めていたという福山は、学生時代に「甲子園のアルプススタンドで応援するブラスバンド部を“これこそがブラスバンドの檜舞台だ!”と憧れの眼差しで見ていた」とのことで、甲子園という場所でひたむきに戦う球児に向けてだけではなく、彼らを応援するすべての人に向け楽曲を制作したという。そのため、ミュージックビデオ(MV)制作にあたって「ブラスバンド部の学生達と共に撮影したい」と福山からの提案により企画され、京都橘高等学校、関西学院高等部、甲子園学院高等学校、武庫川女子大学附属高等学校、仁川学院高等学校の5校の総勢300名を超える学生たちと共に阪神甲子園球場で撮影された[6]。
日本放送協会では、本曲のMVについて、NHKオフィシャルバージョンと、ブラスバンドメイキングバージョンの二種類を特設サイトにて公開している。
2018年8月27日に配信リリース。ジャケットには小学校で町内のソフトボールチームに所属していた頃の福山のユニフォーム姿の写真が採用された。この写真について福山は「甲子園という場所は多くの人の憧れの場所ですが、『憧れは形を変えて叶うこともある』という僕の実体験から、この写真をジャケットに選びました」とコメントしている[7]。
同大会以降NHKの高校野球中継のエンディングに採用され、春の大会入場行進曲、夏の大会歌栄冠は君に輝くに代わる学校・ふるさと紹介のBGMとしても使用されたが、2021年夏はふるさと紹介のBGMが栄冠は君に輝くに戻され、エンディングのみの使用となった。また、2023年春は、連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌の『アイラブユー』(back number)をハイライトやエンディングで使用していた(入場行進曲に選ばれたため)。
脚注
- ^ “オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2018年08月27日付”. ORICON NEWS. 2018年8月27日閲覧。
- ^ a b 福山雅治が制作! NHK高校野球中継テーマソング「甲子園」 NHK-PR
- ^ 福山さんcomment NHK大阪放送局甲子園特設サイト
- ^ NHK高校野球テーマソング 甲子園 (PDF) NHK大阪放送局
- ^ 福山雅治「甲子園」歌う! 第100回『高校野球』NHKテーマソング サンケイスポーツ 2018年7月6日付
- ^ “福山雅治、書き下ろし「NHK高校野球テーマソング」“甲子園”のNHKオフィシャルMV完成”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2018年7月20日). 2018年8月5日閲覧。
- ^ “福山雅治、8・27「甲子園」配信リリース 少年時代のユニフォーム写真に込めた憧れ”. オリコン (2018年8月11日). 2018年8月11日閲覧。
外部リンク
- 福山雅治 New Single「甲子園」特設サイト
- スペシャル企画 - NHK大阪放送局甲子園特設サイト
「甲子園 (福山雅治の曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 阪神が甲子園球場で5度目の優勝を決めた
- ますます、甲子園での活躍に期待が高まります
- 今日甲子園で高校野球があった。
- 私は最初に、甲子園について話したいと思います。
- 私は久しぶりに甲子園球場に行きました。
- 私は甲子園へ高校野球を見に行った。
- 私は家族で甲子園へ行ってきました。
- 私は、甲子園球場に行く。
- 甲子園球場
- (高校野球の)甲子園大会
- アルプススタンドという甲子園球場の大観覧席
- 報徳学園が甲子園で優勝
- 約3万9千人の人が,報徳学園と東京の日大三の試合を見に,甲子園球場へやって来た。
- 日大三の野崎主将は涙をこらえきれず,「この夏は報徳を倒しに,甲子園に帰ってきます。」と話した。
- 甲子園ヒーローの初対決
- 甲子園で年に2回開催される高校野球大会のふたりの元ヒーロー,ダイエーホークスのルーキー寺原隼人(はやと)投手と,西武ライオンズの松坂大輔(だいすけ)投手が,5月29日,ついにプロ野球で同じ試合に登場した。
- 柏崎高校,甲子園へ
- さらに,甲子園に行ってチームを応援したいと述べた。
- ハンディのある選手が甲子園に登場
- 8月8日,愛媛県の今(いま)治(ばり)西(にし)高校の内野手,曽(そ)我(が)健太選手が甲子園球場に登場した。
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