産業・名産品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:45 UTC 版)
興津鯛-徳川家康が清見寺で手習を受ける竹千代の君の時代に甘鯛を食べ、天下人になった時に懐かしみ所望し名付けたとされる。甘鯛一夜干し。干し興津。甘鯛松笠焼き。 温州みかん 清見オレンジ 枇杷 黒はんぺん、飛竜頭("ひりゅうず"、"ひりょうず"と呼ばれ由比から興津川辺りの当地域で、独特のゴツゴツとした鰯のつみれに根菜類を混ぜて褐色にしっかりと揚げたものである。同地域の内陸型の倉沢鯵も名産である。) 桜-当時の東京市長からの要請によりワシントンD.C.ポトマック湖畔へ寄贈され全米桜祭りの元となった日米友好"平和外交の桜"は、興津柑橘試験場(旧農商務省農事試験場園芸部)にて、品種は荒川堤、代木は伊丹市より集め作成され、横浜港から送られた。返礼のハナミズキは静岡市の花である。また、この桜を顕彰して、毎年2月上旬に"興津宿寒桜まつりが開催されている。 梅-徳川家康が清見寺で手習を受ける竹千代の君の時代に挿木した梅が天下人になると同時に花が咲いたことから、臥龍の梅、臥龍梅と呼ばれる。ここから名づけられた日本酒がある。また、薩埵峠の戦い(三つ巴の戦い)では、のちの真田昌幸が興津川の清水で醸した地酒を使い武田信玄軍に勝利をもたらした話しがある。 餡子 潮屋「宮様まんぢゅう」-清見寺(清見興国禅寺)、一碧楼水口屋にて宮様、天皇陛下の御幸の際に御茶菓子として献上された薄皮の酒蒸しの小饅頭 静岡茶(駿河清見)-鎌倉時代は抹茶の産地であった。
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