環境・景観対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 04:00 UTC 版)
「名古屋高速6号清須線」の記事における「環境・景観対策」の解説
梁のある橋脚(画像左)と梁がない剛結タイプの橋脚(画像右)。梁を省略することで空間に広がりが出て圧迫感が軽減される。
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環境・景観対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 09:10 UTC 版)
「名古屋高速3号大高線」の記事における「環境・景観対策」の解説
大高線(画像左)と万場線(画像右)の防音壁。初期のタイプは全面防音パネルで日照遮断の課題が残ったが、後年建設された他路線では透光性パネルを使用して日照に配慮した。 当該路線の南方部分はトラックなど重交通の往来が激しい国道23号に建設された。高速道路建設前でも騒音や排気ガスに悩まされていた沿線住民は、大高線の建設によってさらなる公害が増長されるとして激しい建設反対運動を展開した。このため工事開始の条件として住民要望が出され、その内の1つが環境施設帯を設置することであった。これは騒音を生活区域まで届かせないために、国道と住宅街の間に概ね20 mの緩衝ゾーンを設け、ここに遮音壁、植樹帯、生活道路を設けることで公害を遮断するものである。また、別地域の要望として、高架下の緑化が挙げられ、このため中央分離帯を植樹帯として沿道地域と高速道路との調和を図った。なお、高架下ということで、日照、雨水等、植物の生育条件としては劣悪であることから、それらの条件下でも生育する陰性植物(ヤマモモ、ネズミモチ、サザンカなど)を植樹した。これらの中・高木による緑化はドライバーには好感をもって迎え入れられたが、沿線住民からは地域の分断間が生じた、暗くなった、などのネガティブな評価が出され、この反省に立って以後の植栽は地被植物を主体とした。 上述の植樹帯のほか、南区内の高架下に公園を設けた。いずれも硬い、冷たいという高架下のイメージを払拭し、住民対応に配慮した結果である。 大高線は名古屋高速として初めて建設された路線であって、環境対策については実績がないことから首都高速や阪神高速を範とした。防音壁の構造もそれに倣ったものとされ、場所によっては2mの高さで設置したが、結果的に防音壁で囲まれ、景観面および日照が遮断され沿線住民に不利益になるなど課題の残る結果となった。これ以降は他路線において、従来式防音パネルを多用するも透光性パネルを組み合わせるなどして景観、日照に配慮した構造に変更されている。 高架下の植樹帯 南区エリアの環境施設帯 高架下に設置された公園
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