猩猩錦【ショウジョウニシキ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第4384号 |
登録年月日 | 1995年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ダリア | |
登録品種の名称及びその読み | 猩猩錦 よみ:ショウジョウニシキ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 山木正五 | |
品種登録者の住所 | 北海道勇払郡早来町字新栄15番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山木正五 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,多品種と混植した「再会」から得られた実生の中から選抜,育成されたものであり,花色は表が赤色,裏が黄色と異なる,花型がデコラティブ型の中輪花である。 草型は開張性,草丈は一番花開花時で中である。塊根の形は太長,首の強さは中である。茎の太さは太,空洞の大きさは中,硬さは軟,ろう質の有無は多,色は淡緑褐,節数は無摘心で多である。葉の全形は1回羽状複葉,小葉の数は3~5,小葉の形は長楕円形,鋸歯の密度は中,葉縁の形は単鋸歯,先端の形は鋭尖,葉柄の翼の有無は有,托葉の有無は無,複葉の全長は中,小葉の長さはやや長,葉柄の長さはやや短,葉色は濃緑,葉身の下垂の程度は中である。花の向きは斜上,花型はデコラティブ,大きさ(直径)は18cm程度のやや大輪花,露心の時期は露心しない,舌状花の重ねの程度は5以上,数は101~200枚,形は平弁,先端の形は鋭形,長さは51~100mm,管状花の数は11~50枚,大きさは10mm未満,形は普通型,舌状花の色は外花弁の表面が濃橙赤(JHSカラーチャート0707),単色か複色かは二色,外花弁の裏面は明緑黄(同2704),表面の色の分布は爪斑,開花時期による花色の変化は無である。花茎の長さは極長,太さは太,強さは強である。 「火鳥」と比較して,舌状花が二色であること,裏面の色が明緑黄であること,表面の色の分布が爪斑であること,花茎の長さが長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に出願者のほ場(北海道勇払郡早来町)において,多数の品種の混植園の中の「再会」に自然結実した種子から得た実生の中から63年に選抜したものであり,以後,栽培を繰り返しながら特性を調査し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 猩猩錦のページへのリンク