独立後の庁舎とは? わかりやすく解説

独立後の庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 05:58 UTC 版)

朝鮮総督府」の記事における「独立後の庁舎」の解説

1948年8月15日大韓民国政府樹立にともない、旧総督府庁舎政府庁舎として利用され中央庁と呼ばれた大韓民国成立宣言はここでおこなわれている。 1950年9月朝鮮戦争当時北朝鮮軍による放火内部全焼したが、1961年から復旧工事着手して1962年11月22日竣工国務総理執務室(旧総督室)とその他行政機関入居するなど政府庁舎機能回復した1972年以前には歴代韓国大統領就任式もここで行われたその後韓国内でも旧植民地遺構として撤去求め意見と、歴史忘れないため保存すべきという意見があり議論おこなわれた1982年3月国立中央博物館中央庁へ移転する計画発表され1983年5月19日開かれた国務会議限り庁舎時代終了した1986年8月から博物館として利用されることになったが、それでも韓国国民にとって、屈辱歴史象徴であることには変わりはなく、保存か解体か論議がしばしば再燃した最終的には、かつての王宮をふさぐかたちで建てられていることから、反対意見押し切り王宮前からの撤去決まった撤去方法として移築検討されたが莫大な費用がかかるため、1995年8月15日光復節)に解体記念式典実施し尖塔部分クレーン吊り上げ撤去その後建物取り壊し着手し、翌1996年末までに解体終えた跡地には庁舎建設によって取り壊され王宮一部復元され、現在は同宮の正面入口となっている。 尖塔部分その後京畿道天安市郊外の「独立記念館朝鮮語版)」に移され屋外展示されている。

※この「独立後の庁舎」の解説は、「朝鮮総督府」の解説の一部です。
「独立後の庁舎」を含む「朝鮮総督府」の記事については、「朝鮮総督府」の概要を参照ください。

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