狂信者集団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:37 UTC 版)
ボコールを「光の子」と呼び、崇拝する集団。ウイルスは神からの恵みであり、ゾンビは天使、という考えを持っている。メンバーの名前は『きかんしゃトーマス』の登場キャラクターの名前から付けられた偽名である。光の子を探すため施設に国連軍のヘリコプターで現れた。国連軍の振りをし、施設の収容者を救助すると嘘を言った。その後、天使を大量殺害したとして収容者を神の元へ帰すと称し銃殺、天使の仲間入りと称しゾンビの群れの中に落とした。4号室のメンバーたちの反撃によりゾンビ化させられた他、前田に操られたゾンビにより殺されてしまう。残りのメンバーもデイジーを除き、収容者たちにより集団リンチにされる。尚これらの正体は、一連の事故で精神的に弱っているところをハットにより洗脳された、在日アメリカ軍である。 デイジー・新沼(デイジー にいぬま) 狂信者集団のメンバーの一人。階級は上等兵。4号室のメンバーに施設内を案内してもらうが、その際に「前田の両親の安全が確認されている」と言ったことにより、4号室のメンバーに自分たちが国連軍ではないことがばれてしまう。4号室のメンバーが持っている光の子を撮影したビデオを手に入れるために行動を起こした他、収容者の殺害も行った。ボコールのウイルスに感染した前田が第二の光の子と確信するが、信頼していたハットに見捨てられたショックにより、幼児退行を起こしてしまう。幼児退行後は自分の父親と容姿の似た一ツ兜を慕うようになる。4号室のメンバーが海ほたるへ向かった後、屋外に出て生き延びていたゾンビに手を噛まれてしまう。感染後は独房に入れられる。一ツ兜が新薬を持ち帰り、治癒と思われるが、劇中では語られていない。 狂信者集団に入る以前に参加した船上パーティでウイルスの集団感染が起き、デイジーは感染を免れ、ハットと後の狂信者集団のメンバーの一人と出会う。漂流の末にハットらと供にボコールを目撃した過去を持つ。 ハット 狂信者集団のリーダーであり、牧師でもある。階級は伍長。狂信者集団の指揮をとる。その目的は光の子の血を飲み、自分自身が光の子になることであった。ボコールにウイルスを感染させられた前田を捕らえ、血を飲むためにヘリコプターで連れ去ろうとするが、一ツ兜に01式軽対戦車誘導弾でヘリコプターを撃墜され死亡する。 かつて船上パーティでの集団感染の後にデイジーらと供にボコールを目撃し、最後の審判が始まったことを確信する。ボコールを見失った後、横須賀の米軍基地に赴き、ゾンビの研究をする人々と出会い、彼らと供にゾンビは「新生物」、ボコールは「新世界の王」と考えるようになった。
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