特殊座席
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:41 UTC 版)
プレミアスクリーン ヴァージン時代からの店舗を中心に、航空機のファーストクラスをイメージした全席リクライニングシートのプレミアスクリーンが1スクリーン(名古屋ベイシティのみ2スクリーン)用意されている。英国のヴァージンシネマズが導入していたものを採用した。同じ広さの部屋にシートを配置した場合の半分の座席しか用意せず、そのぶん座席間のゆとりを2倍持たせてある。カップホルダーがなく、そのかわり座席間にはサイドテーブルまたはフロントテーブルが設置されている。また、サイトにより異なるがプレミアラウンジ、専用のトイレが併設されているところもある。一部の劇場では、ペアシートが採用されている。 料金は2,400円均一(六本木ヒルズのみワンドリンク付きで3,000円)であったが現在は通常料金で利用可能。そのため一部のサイトではリニューアル改装時にプレミアスクリーンが廃止され通常スクリーンに順次改装されている。 2021年現在、プレミアスクリーンは南大沢、八千代緑が丘、流山おおたかの森、小田原、浜松、泉北、二条の7館に完備されている。 また過去には船橋ららぽーと(現在の”ららぽーと船橋”の前身)や名古屋ベイシティなどにも導入されていた。 プレミアシート 主に大スクリーン内の一部座席を上級仕様として設置したもの。プレミアボックスシートと異なり仕切り板や荷物置き場は存在しないが、通常座席より広い座席幅と、革張りシートを有する。追加料金500円。 仙台やセブンパーク天美、ららぽーと福岡で稼働している。かつては閉館したシネマメディアージュでも同様の座席が設置されていた(料金体系や座席生地などは異なる)。 プレミアボックスシート プレミアスクリーン・プレミアシートに代わり、大スクリーン内の一部座席を上級仕様として設置したもの。1つのスクリーンに8~20席程度設置され、その座席のみ特別料金を取る。海外エアラインなどで採用されているものと同等の革張りシートとなり、サイドテーブルや荷物置き場などを有し従来座席の1.5倍の専有面積で映画を視聴可能。ただしリクライニング機能はついていない。 2014年開業の日本橋で初導入され、追加料金は2017年現在500~1,000円である。(劇場によって異なる) プレミアラグジュアリーシート プレミアボックスシート同様の特別座席であり、プレミアボックスシートの更に上級の座席として設定されている。革張りの座席や、スクリーン内で他の座席と隔離された空間の占有、リクライニングの電動化などの追加設備が増加し、一席辺りの占有空間や前後間隔も広がる。追加料金は2021年現在3,000円。 日比谷・新宿・六本木ヒルズのTCXシアターのみに導入されている。 フロントリクライニングシート 最前列において軽いリクライニング機構を導入した座席。他にカップホルダーが二箇所についているなどの設備がある。特別料金は発生しない。 新宿・六本木ヒルズ・仙台のTCXシアターのみに導入されている。
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