特殊急行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:13 UTC 版)
「小田急電鉄のダイヤ改正」の記事における「特殊急行」の解説
特別料金は不要だが、特定の目的の旅客に対して設定し、停車駅が少ない列車である。 「丹沢号」(写真は定期列車時代のもの) 秋の味覚号 納涼ビール電車 1951年7月に初めて運行され、当初の停車駅は新宿・下北沢・経堂・成城学園前・向ヶ丘遊園・片瀬江ノ島で、座席指定制であるが特急料金の設定はされなかった。ダイヤの過密化に伴い設定が難しくなり、定期特急にビール樽を搭載するなどして継続されたが、それも1977年夏を最後に設定がなくなった。 丹沢号 1956年秋に初めて設定された。当初は土曜日の夜の下りと日曜日の早朝下り・日曜日の上り2本が設定され、停車駅は新宿・向ヶ丘遊園・大秦野・渋沢・新松田であった。その後、ダイヤ改正ごとに設定は変更になった が、1967年11月6日のダイヤ改正以降は通常の急行と同一の停車駅となった。1982年7月12日のダイヤ改正以降は休日朝の片道のみ運行となり、1984年を最後に運行されなくなった。その後、1987年以降に、新宿を日曜日の7時11分に発車する急行小田原行きが「丹沢号」として運行されたことがある。 秋の味覚号 1973年に設定された際の停車駅は新宿・下北沢・経堂・成城学園前・向ヶ丘遊園・新原町田・座間・渋沢・小田原であった。
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