特徴・区画とは? わかりやすく解説

特徴・区画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 22:59 UTC 版)

長崎弁」の記事における「特徴・区画」の解説

長崎弁博多弁熊本弁などと同じ肥筑方言分類され終助詞「ばい」「たい」や準体助詞「と」、逆接の「ばってん」、形容詞語尾の「か」などの共通する特徴有する中でも長崎弁は、「長崎ばってん江戸べらぼう」「長崎ばってん京どすえ」などのことわざ見られるように、古くから「お国なまり」の代表格一つ挙げられることが多かった長崎県方言は以下のように区分される坂口(1998)では/の左側の名称を用いているが、本項では便宜上右側呼称用いる。本項では本土中南部方言北部方言について記述する五島方言対馬方言壱岐方言についてはそれぞれの項目を参照のこと。 中南部本土方言/中南部方言長崎方言長崎市旧市街地大村彼杵方言大村市東彼杵郡西彼杵郡西海市、旧西彼杵郡域で長崎市編入され地域諫早北高方言/諫早方言諫早市長崎市矢上・戸石など島原・南高方言/島原方言雲仙市島原市南島原市北部本土方言/北部方言佐世保市松浦市平戸市北松浦郡南部離島方言五島方言五島列島北部離島方言壱岐方言壱岐島対馬方言対馬北部方言中南部方言アクセント対立しており、北部方言アクセント区別もたない無アクセントであるのに対し中南部方言鹿児島などと同種の二型アクセント九州西南部式アクセント)である。また北部方言文法面佐賀県西部方言に似る点がある。長崎方言のある長崎市中心部は、江戸時代天領として幕府と深い関係にあり、中国語オランダ語由来する語彙取り入れられ歴史がある。大村彼杵方言は旧大村藩域、諫早方言は旧佐賀藩域、島原方言はほとんどが旧島原藩域であり、方言区分はこれらの藩政による影響大きいと考えられている。

※この「特徴・区画」の解説は、「長崎弁」の解説の一部です。
「特徴・区画」を含む「長崎弁」の記事については、「長崎弁」の概要を参照ください。

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