熊本台一高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:41 UTC 版)
熊本の県立高校。九州では名の知れた強豪自転車競技部で知られる。 メンバー全員サーヴェロの同一色(車体色は白)の車両を使用している。 アニメ劇場版ではメンバー全員が空港や駅に貼られている「熊本火の国やまなみレース」のポスターのキャラクターに起用されている。 吉本進については劇場版の項目を参照のこと。 田浦 良昭(たうら よしあき) 声 - 田尻浩章 熊本台一3年生→卒業。脚質は不明。「肥後もっこす」を掛け声として使用している。後述の吉本進が怪我で欠場したためエースを務める。大柄な選手で声も大きいが決して悪い人間ではない。 インターハイ2日目に坂道・田所を除く総北チームに追いつき先頭を引っ張っていた鳴子を揶揄い(反対に鳴子からは「ゴリラ」と呼ばれて動揺する)、田所のグリーンゼッケンを「偶然のラッキーゴール」と挑発し、同時に坂道が田所を引いて集団後方でうろうろしていることを伝えるが、二人が集団まで戻ってきたことを知った総北の闘争心に火をつける結果となり、鳴子に代わって先頭を交代した金城が集団を引き大きく差をつけられる。その後田所を引く坂道にも追いつかれ、その坂道がクライマーであり平坦が得意ではないことを知らず疲れて登坂で落ちると思っていたが、山岳に入った途端に笑顔を見せた坂道に驚きそのまま追い抜かれてしまう。3日目は坂道が待宮率いる集団に飲み込まれた際、坂道に声をかけ勇気づける発言をしている。 アニメ劇場版では地元開催ということもあり空港に降りた総北メンバーに挨拶し、インターハイに出場できなかった吉本を紹介した。レースでは2日目にフルメンバーの揃った総北を追うべく吉本のアシストをするが「恋のヒメヒメぺったんこ」を熱唱しながら走る総北に大きく引き離され、大量の汗をかいた状態で立ち止まる。リタイアしたかどうかまでは不明。 『SPARE BIKE』ではインターハイ全国大会直前、通常の練習コースと違うルートにある神社で必勝祈願と吉本の怪我の回復を願っていた。そのほか井瀬の回想として、毎日練習帰りに入院中の吉本の見舞いに通っている姿が描かれている。 ゼッケン番号はインターハイでは52。KHYレースでは082。 井瀬 慎也(いせ しんや) 声 - 菊池幸利(GRANDE ROAD・劇場版)→古川慎(GLORY LINE) 熊本台一2年生→3年生。黒縁のメガネをかけている。 1年目のインターハイでは3日目3人タイムアウトしたため田浦と藤原を含めた3人で走ることとなり、待宮率いる集団に飲み込まれる。インターハイ終了後田浦から部を引き継ぎ、この年のインターハイの教訓から鬼となり雰囲気も大幅に変わった。同時に口調や一人称も変わり、後輩からは「肥後の鬼軍曹」と呼ばれている。 2年目のインターハイでは2日目に総北に追いついた際手嶋から協調を持ちかけられるも、昨年のような目には遭いたくないと拒否して抜いていくが、御堂筋の策略に嵌ってしまいバラバラになってしまう。3日目は後続集団のリーダーを務めるものの、集団の雰囲気を搔き乱した呉南の浦久保に乗っ取られてしまう。そして一度集団に飲み込まれた手嶋が青八木と共に集団を抜けて追走する姿を見て「最後の希望の光」と口にし、後輩に後姿を見ておけと伝える。 アニメ劇場版の熊本のレースでは2日目に総北メンバーが追い付いてきた際に歌っていた「恋のヒメヒメぺったんこ」を愉快な歌と田浦に伝えている。 ゼッケン番号はインターハイ1年次は53、2年次は81。KHYレースでは083。 藤原(ふじわら) 声 - 酒巻光宏(GLORY LINE) 熊本台一のクライマー。1年生→2年生。井瀬からは「マサ」と呼ばれているが下の名前は不明。 1年目はインターハイ2日目に落車で怪我をし、3日目には待宮率いる集団に飲み込まれる。 2年目は井瀬のアシストを務めており、3日目は3人に減ったチームの一人として走っている。 ゼッケン番号はインターハイ1年次は54、2年次は82。KHYレースでは084。
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