熊本交通センター開設以前のターミナル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 10:10 UTC 版)
「熊本桜町バスターミナル」の記事における「熊本交通センター開設以前のターミナル」の解説
熊本交通センター開設以前は、それぞれのバス会社で発着場所が異なっていた。 九州産交は辛島町(現 日生ビル付近)にバスターミナルを持っており、辛島町中央停留所と名乗っていた。26番までの改札口があり、バスは改札口前の発着場所に2列に停車、乗客は改札口を通って目的のバスに乗車していた。定刻になると係員が発着所前に張られたチェーンをおろして、バスが発車していた。また、電車通りに面したところ(現在の桜町バスターミナル開業前の一時期仮バスターミナルとして高速・特急バスが発車していた場所)に第二乗り場があり自衛隊行きと高橋経由小島行きはここに停車していた。到着バスの降車場は、乗り場の北側(現、熊本市営辛島公園地下駐車場入口付近)にロータリーがあり、ここで乗客を降ろしていた。 熊本電鉄バスと熊本市営バスは、旧県庁前の通り(のちのシンボルロードになる予定の旧市道で、一時期仮バスターミナルとして利用していた区間)の両側にバス停を設けて発着していた。 熊本バスは、新市街(現 新市街(下り)バス停の前)にバスターミナルを持っており、ここからすべて発着していた。熊本バスは、交通センター開設当初、一部のバス路線しか交通センターに乗り入れず、また、交通センター発の路線も新市街バスセンターを経由して発車していた。後に、すべての便を交通センター発着にする。 バス発着所の場所による違いで、当時、産交バスは「辛島町行き」、市営、電鉄バスは「花畑町行き」、熊本バスは「新市街行き」と行先を表示していた。
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