焼肉店以外の業態への展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:52 UTC 版)
「炭火焼肉たむら」の記事における「焼肉店以外の業態への展開」の解説
現在では、「『炭火焼肉たむら』の味をご家庭で」という触れ込みで、店舗メニューの一部を含む焼肉関連製品やレトルトカレー、ビーフジャーキー、牛丼の具、スイーツなどのネット通販事業も展開。時期によっては、郵便局の通信販売(「ふるさと小包」など)でも、上記の商品の一部を取り扱うことがある。 2011年9月29日には、新大阪駅の東海道・山陽新幹線の改札内に新設されたフードコート「大阪のれんめぐり」に「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー屋さん」を出店。長年にわたって大阪で高い評判を得ている飲食店(4店)と並んでの出店であったことから、開店の模様は、大阪で発行される一般紙や在阪テレビ各局のローカルニュース番組でも報じられた。2013年12月には、株式会社ベスト・ワンが滋賀県湖南市に「BM湖南店」(パチンコ・スロット店)を開いたことを機に、フロアの一角で「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー屋さん」2号店の営業を開始した。現在は、大阪市内の天神橋筋商店街(北区)やジャンジャン横丁(浪速区)にも出店している。 また、2015年10月21日に奈良市の中心街で開店したカフェ「nagood(ナグッド)」では、「たむらけんじ 奈良でCafeやらせて頂きます」と銘打って店舗やメニューのプロデュースに携わっていた。たむらによれば、「nagood」プロデュースの依頼を引き受けたのは、「『炭火焼肉 たむら』の奈良店が1年で閉店を余儀なくされたことから、いつか奈良で(飲食店の再出店を通じて)リベンジがしたかった」という。そのため、たむらは「nagood」の開店を機に、西日本ハンバーガー協会の名誉理事にも就任。「nagood」の展開に加えて、「奈良県内の食材を条件付きで使用」「レシピの完全公開」「県内の他店がメニューに採用してもロイヤリティを請求しない」という条件で、御当地バーガー「奈良バーガー」の開発に取り組む意向を示している。ただし「nagood」は、2017年1月4日から休業へ入った後に、同月30日で閉店している。 2016年には、市立吹田サッカースタジアム内の3階コンコースで、売店の直営を開始(詳細後述)。その一方で、9月30日には、新大阪駅の改札内で営業してきた前述の店舗を閉店した。たむらによれば、「たった5坪で年間7800万円を売り上げたり、多くの常連客が付いたりするほどの店舗になったが、自分の力ではどうしようもない『大人の事情(出店契約期間の満了)』で撤退を余儀なくされた」という。
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