むりょうぎきょう〔ムリヤウギキヤウ〕【無量義経】
無量義経(裝飾経)
主名称: | 無量義経(裝飾経) |
指定番号: | 118 |
枝番: | 01 |
指定年月日: | 1975.06.12(昭和50.06.12) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 元和九年九月中浣良恕親王跋 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 両巻とも同一筆者の手になる開結の装飾経で、料紙は金切箔散らしの薄茶地丁子吹雁皮紙と白茶地雁皮紙とを交互に継ぎ、金泥界線中に一紙二十六行、一行十七字に書写している。書風は温雅優美な和様の典型を示し、平安中期十一世紀頃の能書家の手になるものであろう。無量義経巻末の良恕親王跋には行成筆と伝えているが確証はない。書風料紙ともにすぐれた平安時代中期の装飾経の数少ない代表的遺品として貴重である。 |
無量義経
主名称: | 無量義経 |
指定番号: | 230 |
枝番: | 03 |
指定年月日: | 1956.06.28(昭和31.06.28) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 3巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 金切箔散しの薄茶地丁子吹雁皮紙【ちようじぶきがんびし】と白茶地雁皮紙とを交互に継ぎ、金泥界線中に一紙二十六行、一行十七字に書写している。書風は温雅優美な和様の典型を示し、平安中期の代表的装飾経である。国宝観普賢経(根津美術館蔵)と一具のもので、もとは法華経開結十巻として書写されたものであろう。巻末には元和九年(一六二三)良恕親王の跋があり、行成筆と伝えているが確証はない。 |
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