無戒殺風拳関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 21:49 UTC 版)
守(まもる) 勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた仲間で、貫手や手刀での攻撃を主体とする蛇戦流(じゃせんりゅう)の使い手。「クール」が口癖。イジリー岡田を尊敬している。無戒殺風拳同士の戦いでは、他の使い手に負けて大怪我をすることが多く、啓太にも喧嘩が弱いと思われている。 師範(しはん) 無戒殺風拳の使い手で、勝平たちの師匠。ノストラダムスの予言を信じ、救世主を生み出すべく、何人もの男たちを幼少のころより育て上げ己の拳技を叩き込んだ。 台詞にはいつもやたら軽く俗っぽい単語が混ざっている(俗世間をまったく知らない弟子たちには、無論その言葉の意味はわからない)。 正義(まさよし) 無戒殺風拳馬跳流(ばちょうりゅう)の使い手。都会に出てから、たまたま聴いた尾崎豊の「15の夜」の影響でヤンキーとなっていた。島で暮らしていたころは勝平たちにとってよき兄貴分であったが、師範に裏切られたことから大人を信じられなくなる。来年三十路。勝平との戦いで敗れた後、啓太の部屋に居候をし、働くこともなくブラブラしている。 俊也(しゅんや) 無戒殺風拳鳳翔流(ほうしょうりゅう)の使い手。眉が無く、黒い髪を長く伸ばした男。島で暮らしていたころは、しなやかで筋肉質な体つきだったが、ラーメン店で食い逃げをし続けてきた結果、メタボリック体型になってしまった。勝平との戦いで敗れた後、啓太の部屋に転がり込み、居候を決め込んでいる。 英雄(ひでお) 無戒殺風拳龍咆流(りゅうほうりゅう)の使い手。伝説の同門殺し、大熊七十九匹殺しなど、様々な称号を持つ、無戒殺風拳最強の戦士。心優しい性格で、同じ門下生達が終末が来ないことに戸惑う中、人類が滅びないことに非常に喜んでいた。上京後、あふれ出る殺気から人々から避けられ続けたが、浜辺でたたずんでいたところで出会った、自分を避けない山瀬に好意を抱き、山瀬にふさわしい男性になるために殺風を封じる術を覚え、身なりを整えてバイトを始める。一方でその実力は衰えておらず、素性を探ってきた守を圧倒した。山瀬の誕生日を知っており、告白するためにその日に食事を取り付けようとするも、元々予定が入っていたため断られる。勝平がその予定ではないかとして死闘を演じる。そのすぐ後に彼の下宿先を突き止め、力づくで俊也に事情を聞き出し、勝平ではないことを知ると、互いの思いのたけを述べ合って和解する。山瀬の誕生日よりも前の日に食事の予定を取り付け、告白するも断られる。その後は啓太の部屋に居候している模様。
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