無反動砲・ロケット発射筒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:52 UTC 版)
「陸上自衛隊の装備品一覧」の記事における「無反動砲・ロケット発射筒」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈84mm無反動砲 ※84RR、ハチヨン、カール君 スウェーデン、FFV社のカールグスタフM2を導入したもの。普通科以外には施設や戦車・後方支援部隊なども保有。1979年導入開始、1984年よりライセンスを取得し国産化。 84mm無反動砲(B) 53(令和2年度までの調達分) スウェーデン、FFV社のカールグスタフM3を導入したもの。M2の軽量化改良型。平成25年度以降に84mm無反動砲の後継として普通科部隊などに対装甲用途に限定しない多目的装備として配備予定。 110mm個人携帯対戦車弾 ※パンツァーファウスト、空飛ぶ日産マーチ、LAM(ラム) ドイツ、ダイナマイト・ノーベル社製のパンツァーファウスト3を導入したもの。主に普通科部隊小銃小隊が保有。なお、書類上は「装備」ではなく「弾薬」の扱いである。 RPG-7 少数を研究用に購入し、各種装備品に対する試験に使用している。 退役 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈57mm無反動砲 M18 ※57RR、57無反動 警察予備隊時代に供与されたものを継続して使用。1951年供与開始、1989年退役。 75mm無反動砲 M20 ※75RR、75無反動 警察予備隊時代に供与されたものを継続して使用。1951年供与開始、1994年退役。 ロケット発射筒 M9 ※バズーカ アメリカのM9およびM9A1対戦車ロケット発射筒を供与されたもの。警察予備隊時代に供与され、1951年より1960年代前半頃まで使用。 89mmロケット発射筒 M20改4型 ※スーパーバズーカ、ロケラン アメリカのM20A1およびM20A1B1 スーパー・バズーカを導入したもの。1951年導入開始、1980年代に入り84mm無反動砲に更新され順次退役。 60式106mm無反動砲 ※106RR、106無反動 アメリカのM40 106mm無反動砲を採用しライセンス生産したもの。73式小型トラックに搭載して運用された。2014年退役。
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