流路跡の現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 23:40 UTC 版)
合の川は人工的に締め切られた経緯から、流路内の比較的水深のあった場所は池沼として残り、流路跡に散在している。その他の流路跡の土地利用としては主に水田などの農地として利用されている。流路跡のほぼ中央部には谷田川へと至る水路が所在している。また、流路跡の両岸には当時の堤防が残されており、堤防上は道路などとして利用されている。このため、地上からも流路跡を探ることはおおよそ可能である。 また、利根川の締め切り地点付近には合の川河川防災ステーションが設けられ、「合の川」の名を現在に残している。この施設は一般には解放されていないが、付近の谷田川第一排水機場で使用されていたポンプ(現存するものとしては国産最古)が敷地内の屋外に移設・展示されている。 起点:群馬県邑楽郡板倉町大字大高嶋(西側)・埼玉県加須市飯積(東側)境界 [地図] 群馬県邑楽郡板倉町大字大高嶋(西側)と埼玉県加須市飯積(東側)の境界より北に向かい流下する。その後、徐々に東へと曲流する。 [地図] 板倉町大字下五箇(北側)と加須市飯積(南側)の境界より北北東へ流下し、板倉町大字下五箇(北側)と加須市麦倉(南側)の境界より東へ向かい流下する。途中に現在の八幡沼[地図]がある。 板倉町大字下五箇(西側)と加須市飯積(東側)の境界付近より次第に北へと曲流し、多少蛇行しながら北へと流下する。[地図] 板倉町大字海老瀬(北側)・大字下五箇(南西側)・加須市飯積(南東側)の境界にて西方より流下してくる谷田川を併せる。[地図] 終点:谷田川[地図] 全ての座標を示した地図 - OSM全座標を出力 - KML 表示
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