気候変動誘発局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 09:06 UTC 版)
アシュレイ・ベシュテル・メルキオーネ 銀髪の精霊'。気象室の敵である。風の上級精霊。現在、天上界神聖白亜殿の近衛軍特務連隊・第2特務部隊太平洋分隊(通称・気候変動誘発局)に所属。特務精霊長。近衛小隊長第1位(大尉相当)。以前はフェイミンを相棒にしていた。 龍人族。天上界出身。浅黒い肌に、長い銀髪。美形だが、敵役に似つかわしく慇懃な口調でしゃべる。額に顱頂眼(ろちょうがん)を持つ。青っぽい灰色のローブをまとう。曲刀サーベルという珍しい武器を使う。また、空間跳躍術を操るため、神出鬼没である。 階級上は筋肉精霊より上だが、軍の編制では筋肉精霊が名目上とはいえ分隊長であったため、部下に甘んじていた。 フェルデゴール・タウミエル・ゼカリア14世ジュニア 筋肉精霊。大地の上級精霊。現在、天上界神聖白亜殿の近衛軍特務連隊・第2特務部隊太平洋分隊(通称・気候変動誘発局)の分隊長。ただし、名目だけの分隊長である。 天神族。天上界出身。ゼカリア侯爵家の跡取りだが、いまだに爵位継承権を得られていない。 ツルツルに剃った頭に、先端がカールするほど伸ばしたカイゼルひげ、長いまつげに三白眼、そして鍛え上げられた筋肉マッチョな肉体。数多い気象精霊の中でも、最もイロモノな容姿のキャラである。キャサリンに「筋肉ハゲおやぢ」呼ばわりされた。上半身はいつも裸で自慢の筋肉を誇示しているが、戦闘時は結界防御術を使って守る。術を破られると、見かけによらず弱い。 近衛一般兵曹第2位(伍長相当)。筋力にまかせて振り回す鈍器が好みで、打撃系の武器を繰り出して攻撃する。自分の失敗を棚に上げ、周囲の人物のせいにする悪い癖がある。特にミリィに対しては「錫杖女」呼ばわりし、執拗に戦いを挑んで来る。 妖精界の王位継承権を得たミリィに対抗し、何とか爵位継承権を得ようと初級文官試験を受けたが、試験中に席を立つ等の規定違反を連発したため強制退室処分となり、不合格となった。 爵位継承権を持っていないという理由で、ティタニア王妃には、いまだに「フェル坊ちゃん」と呼ばれている。
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