民族移民とは? わかりやすく解説

民族・移民

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 06:18 UTC 版)

モントリオール」の記事における「民族・移民」の解説

2016年国勢調査によるとモントリオール都市圏人口4098927人。2010年都市的地域人口では340万人であり、世界95位、国内第2位である 人種構成 2016年モントリオール市内) 白人   63.3% 黒人   10.3% アラブ西アジア系   8.2% 中南米系   4.1% 中国・東アジア系   3.8% 東南アジア系   3.5% 南アジア系   3.3% 先住民系   2.5% 2016年調査によるとモントリオール市内の6割強ほどは白人であり、フランス系大多数占める。次いでフランス人と同じカトリック教徒であったアイルランド人移住者が非常に多く現代のフランス系の住民にもアイルランド人家系を持つものが多い。そして、1960年代まで支配者階級にいたイングランド系スコットランド系がそれに次ぐ。また、ドイツ系戦後移民してきたイタリア系ギリシャ系ポルトガル系なども多く見られるモントリオール市内ではおよそ3割強が白人以外の有色人種となっている。特に近年はレバント・マグリブ地域はじめとするアラブ系移民急増している。黒人割合は1割を超えカナダ都市のなかではかなり多い方であり、特にその多く占めハイチ移民は約13万人数えマイアミニューヨークと並ぶ北米屈指の規模である。先住民も7万人ほど暮らしており、近郊にはカナワクとカヌサタクというモホーク族居留区がある。その他、中国系、ベトナム系、フィリピン系、アルメニア系などが多く住んでおり、市内にはイタリア人街(en:Little Italy, Montreal)やチャイナタウンen:Chinatown, Montreal)などの移民街が形成されている。 近年移民は、フランスモロッコアルジェリアレバノンハイチカメルーンなどのフランス語圏や旧フランス植民地からの移民が多いのが特徴である点で他の北米都市とは大きく異なっている。トロントバンクーバー比べる東洋系は少ないが、第二次大戦後にカナダ西部から移住してきた日系人も5,000人ほどと小規模ながらコミュニティ存在し日系文化会館設置されている。

※この「民族・移民」の解説は、「モントリオール」の解説の一部です。
「民族・移民」を含む「モントリオール」の記事については、「モントリオール」の概要を参照ください。

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