機能・パッケージング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 23:42 UTC 版)
「スズキ・ワゴンRスマイル」の記事における「機能・パッケージング」の解説
スライドドアを採用するに当たり、上下レールの幅を確保しながら開口部高さを確保するため、全高を6代目ワゴンR(1,650mm)から45mm高くする一方で、2代目スペーシア(1,785mm)よりは低く抑え、燃費性能にも配慮した。6代目ワゴンRに比べて室内高を65mm拡大しつつ、最小回転半径はワゴンRと同等の4.4mを維持。スライドドアは2代目スペーシアと同等となる開口幅600mm、リアステップ地上高345mmに設定されている。一部グレードに装備のパワースライドドアには、閉まる動作中にフロントドアやバックドアに装備のリクエストスイッチや携帯リモコンからドアロックの予約が可能なパワースライドドア予約ロック機能を採用。リクエストスイッチからの予約ロック操作はスズキ車では初採用となる。 予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」は全車標準搭載されており、衝突被害軽減ブレーキはステレオカメラ方式の「デュアルカメラブレーキサポート」と超音波センサー方式の「後退時ブレーキサポート」の2種類を備え、誤発進抑制機能は前進時・後退時どちらにも対応することで、踏み間違いによる急発進やシフトの入れ間違いによる不意な後退を回避。走行中には、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストを装備し、車線のはみ出し・眠気などによるふらつき・うっかり出遅れ・ハイ/ロービームの切り替え忘れを予防する。一部グレードにメーカーオプションで用意されている「セーフティプラスパッケージ」を設定した場合、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール、標識認識機能、カラーヘッドアップディスプレイが装備され、スピードメーター内に装備されているマルチインフォメーションディスプレイがリモコン電池交換リマインダー、給油口閉め忘れ警告、車速/タコメーター、時計なども表示されるカラータイプへグレードアップされる。メーカーオプションの全方位モニター用カメラは狭路での車速で約5km/h以下でのすれ違い時に、自動でモニターにサイド(左側)とフロントの映像を表示して死角を減らし、壁や対向車との接触防止をサポートするスズキ車初のすれ違い支援機能を備えた改良型で採用されている。 メーカーオプションとしてスマートフォン連携メモリーナビゲーションが用意されており、前述した改良型の全方位モニター用カメラに加えて、9インチのHDディスプレイを搭載し、ホーム画面上に地図・車両情報・オーディオを表示し、ワンタッチでそれぞれの画面へアクセスが可能。また、逆走注意案内や逆走警告機能も備えている。
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