森山ボクシングジム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 23:22 UTC 版)
「はじめの一歩の登場人物」の記事における「森山ボクシングジム」の解説
小島 寿人(こじま ひさと) 元日本フェザー級3位。元々はライト級の8位で、青木と同期の新人王でハードパンチャーとして注目を集めたが、スパーで手を合わせた宮田曰く「あまりに遅くてカウンターを合わせるのを躊躇う」鈍足と引退後にトレーナーに転身した同期の小田から「握り込むので精一杯」と伝えられている致命的な右拳の怪我のために選手として伸び悩み、辛うじて日本ランキングを維持し続けていた。周囲の人間に気遣いを忘れず、ジムメイトの試合を必死に応援する優しい性格で、後輩からの信頼も厚い。しかし前述の右拳の怪我をきっかけに後述のような曲がった行動を行うなどある意味捻くれた一面もある。妻の出産を機に引退を決意、現役最後の試合として階級を下げて一歩の8度目の防衛戦に挑む。 生まれてくる自分の息子に、一歩から一字貰って一人(かずと)と名付けるほど、一歩に対して強い憧れを抱いている。しかし試合前には、一歩との対戦で自分が舞い上がってしまわないため、心ならずも一歩の周囲の人間や過去の対戦相手を罵倒し続け、一歩の激しい憎悪を買った。また、罵倒された人間の一人である宮田からもあまりいい感情を持たれていなかった。試合では、憎悪で冷静さを欠いた一歩にカウンターを合わせダウンを奪いかけたが、態勢を立て直した一歩から反撃として、身体が空中で回転するほど強烈な一撃を受け、1RでKOされた。 試合後は、一歩を罵倒し続けたことと、KOの衝撃で試合の記憶を失ったことを激しく後悔。しかし事情を知った一歩から全てを許され、生まれてくる一人に直筆のサイン入りグローブを贈られ、現役を引退した。 一歩が現役最後に勝利した相手であり、一歩はこの試合をきっかけに徐々に転落するようになる。 森山ジム会長 森山ジムの会長。小島が一歩に憧れていることを知っているが、行きすぎた挑発に釘を刺している。
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