東谷山白鳥古墳とは? わかりやすく解説

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東谷山白鳥古墳(1号墳)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:54 UTC 版)

白鳥古墳群」の記事における「東谷山白鳥古墳(1号墳)」の解説

国道155号沿いに立地しながら破壊免れた墳径17.5メートル東西)16.5メートル南北)、高さ3.5メートル円墳で、全長9.8メートル玄室4.2メートル最大幅1.6メートル、高さ2.4メートル平面徳利型・無袖式の横穴式石室を持つ。羨道長さ3.2メートル西側開口している。6世紀後半築造されたと考えられており、名古屋市内の古墳としては石室をほぼ完全に残している稀有な例である。平成7年1995年)に名古屋市史跡指定された。その後2014年平成26年10月6日に「東谷山白鳥古墳」の名称で国の史跡志段味古墳群」に追加指定され2021年令和3年10月11日追加指定とともに白鳥古墳群」に名称変更なされた大正時代羨道部の土砂搬出して調査が行われた際には土器曲玉鉄鏃出土したとの記録がある。また旧守山市による昭和36年1961年)の調査土器武具出土しており、出土品名古屋市博物館収蔵されている。平成18年から19年2006年2007年)に名古屋市教育委員会が墳裾や周囲トレンチ掘削測量など範囲確認調査行なった際に残存する周溝検出された。形状アルファベットC型開口部では途切れており、幅約4.9メートル深さ0.95メートル背面側の方が若干広い)。これにより周溝含めた1号墳規模東西25メートル南北約24.5メートルとなったまた、同調査の際に隣接する位置8号墳後述)の遺構確認した。 なお、現在は石室前に格子戸設けられ施錠されているため、通常内部立ち入ることは出来ない

※この「東谷山白鳥古墳(1号墳)」の解説は、「白鳥古墳群」の解説の一部です。
「東谷山白鳥古墳(1号墳)」を含む「白鳥古墳群」の記事については、「白鳥古墳群」の概要を参照ください。

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