東日本大震災関連放送
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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)のため臨時の報道体制を敷いた。18日まで特別体制が敷かれていたため休止した。21日からは関東・甲信越地方は『首都圏震災ニュース』、東北地方は『東北ライフライン情報』をそれぞれ放送。これらを放送しない北海道地方および東海・北陸以西(近畿地方も含む)の地方に向けては『世界ふれあい街歩きセレクション』などの裏送り番組を放送した。 一方で、2011年3月21日から4月8日までの3週間『被災者 いま訴えたいこと』と題した特別番組を放送、東日本大震災の被災者からの声を紹介した。放送時間は3月22日から4月1日までは13時台、3月21日と4月4日以降は14時台であった。スタジオ・出演者は『ゆうどき』と同じ。総合テレビのほか、BS1、NHKワールド・プレミアムで同時放送した。 2011年4月12日から『震災に負けない ゆうどきネットワーク』(しんさいにま- )として再開し、放送時間を18:30まで延長した。また、『震災に負けない』は関西地方でも5月20日まで放送された。また、金曜日のみ差し替えを行う宮崎県地方でも5月13日まで金曜日放送分がそのまま放送された(実質的な全国放送)。 17時台は通常のスタジオパークから放送されるが、被災地域を中心に震災関連の話題を伝える。仙台局との中継を結び、仙台からは津田喜章が担当した。5月は大相撲中継に伴う放送休止があるが、2011年5月場所は「技量審査場所」として開催されたためNHKは生中継を実施せず、『ゆうどき』を通常通り放送した。時報スーパーは17:10 - 18:00は常時表示された。18時台は主に首都圏のローカルニュースを放送するNC-Cフロアに場所を移る。福島、盛岡、仙台、水戸局とリレー形式でニュースを伝え、東京のスタジオからはニュースリポートやその他のニュースを伝える。字幕放送なしのモノラル音声となるほか、テロップ仕様も本番組ではなく、NHKニュース各番組と同じテロップを使用し、FAX番号やメールアドレスは表記されなかった。また、関西と宮崎県を含む全国放送で、18時台の各地のニュースは短縮して放送された。なお、5月16日以降は18時台は任意ネットになり、一部地域では18時台の放送を打ち切って本来のローカルニュース番組の定時放送に戻る。 なお、『震災に負けない』は6月10日で終了となり、翌週からは通常の編成に戻った。 2012年3月5日 - 9日の放送は震災から1年を迎えるにあたり、関西地方でも放送された。
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