東京地区の電車特定区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:20 UTC 版)
前述のように、東京近郊では多数の運転系統が東北本線を走行している。運行形態の詳細については各路線・運転系統の記事を参照。 宇都宮線(東北線) : 東京都心と小山駅・宇都宮駅方面とを結ぶ中距離列車。日暮里駅(通過) - 赤羽駅間は尾久駅経由。京浜東北線などと並行する大宮駅以南では一部の駅のみ停車する。詳細は後述。 高崎線 : 東京都心と熊谷駅・高崎駅方面とを結ぶ中距離列車。大宮駅以南では宇都宮線に乗り入れ、同一の線路を走行。 常磐線快速電車・常磐線 : 東京都心と松戸駅・取手駅・土浦駅方面とを結ぶ路線。上野駅 - 日暮里駅間は東北本線上に敷設された専用線路を走行。 京浜東北線 : 東京駅 - 大宮駅間の電車線で運行される近距離電車。東海道本線電車線および根岸線と一体化し大宮駅 - 大船駅間を結ぶ。日暮里駅 - 赤羽駅間は田端駅経由。各駅停車が基本だが、1988年より日中に東京都心部で快速運転を行っている。 山手線 : 東京都中心部を環状運転する電車。東京駅 - 田端駅間で東北本線電車線を走行する。全電車各駅停車。 埼京線 : 赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間の東北新幹線沿いに建設された東北本線の別線(通勤新線)と赤羽線・山手貨物線と一体化して大崎駅・新宿駅 - 大宮駅間を結ぶ。りんかい線・川越線・東海道本線品鶴線・東海道貨物線・相鉄新横浜線・本線(相鉄・JR直通線)との直通運転も行う。 中央線 : 東京都心と多摩地域を結ぶ路線。東京駅 - 神田駅間は東北本線上に敷設された専用線路を走行。 また、宇都宮線・高崎線および常磐線快速電車・常磐線では、上野駅を発着する従来からの系統に加えて、JR発足後に次の運転形態が新設されている。 湘南新宿ライン : 東北貨物線と山手貨物線・東海道本線品鶴線を使用して池袋駅・新宿駅・渋谷駅を経由し、高崎線と東海道線大船駅以西の相互間、東北本線(宇都宮線)大宮駅以北と横須賀線との相互間をそれぞれ直通運転する。2001年12月より運行を開始した。 上野東京ライン : 上野駅 - 東京駅間に整備された列車線経由で東北本線(宇都宮線)・高崎線と東海道線との相互直通運転、および常磐線から東海道線品川駅までの乗り入れを行う。2015年3月改正より運転されている。
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