東京・大宮総合訓練センター
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「大宮総合車両センター東大宮センター」の記事における「東京・大宮総合訓練センター」の解説
東大宮操車場構内南東側に設置されている、JR東日本の東京支社・大宮支社の駅・運転・保安系統に従事している社員を対象とした総合訓練施設である。 構内にある総延長660mの訓練線には、複線線路と単線線路、分岐器、駅設備(青葉駅・山彦駅・朝日駅、駅名は東北・上越新幹線の歴代の列車名にちなむ)、信号設備があり、センター内の建屋には運転操縦設備(運転シミュレーター)が設置されている。 使用車両は、初代が101系電車の改造車、2代目が103系電車の改造車で、2008年から2018年までは、新系列車両投入と新たな保安装置が導入された現状にマッチした209系電車改造の訓練車2両編成を3代目として導入した。3代目の種車は元ウラ37編成のモハ209・208-76で、湘南電車カラーを身にまとう。2008年3月27日に長野総合車両センターから甲種輸送された。2018年以降は元八高・川越線209系3000番台ハエ62編成の電動車ユニット(旧モハ209・モハ208-3002 208-3002)が4代目として運用され、3代目は八王子支社訓練センター(新秋津駅構内)に転属した。また、センター南端にはクモヤ143-21、クモユニ143-3、ホキ2両も見ることができる。 駅一覧 線路 … ∥:複線、∨:ここから下は単線、|:単線 駅名線路備考青葉駅∥ 行き止まり式の終端駅。島式1面2線。センター事務所建屋に隣接。 山彦駅∨ 島式1面2線 朝日駅| 単式ホーム1面1線 東京・大宮総合訓練センターの車両 2代目103系改造の訓練車2008年 クモヤ143-21とホキ2両 209系改造訓練車(甲種輸送時) 東京・大宮総合訓練センターの施設 センター事務所建屋 南端:青葉駅 中央:山彦駅 北端:朝日駅
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