本社神輿会(明神會)
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「松原神社 (小田原市)」の記事における「本社神輿会(明神會)」の解説
昭和54年に設立された氏子神輿会を元に、平成7年に「明神會」が発足。氏子町会から選出された有志が役員となり、毎月、各町会からの担当者を含めて定例会を開いている。活動としては、5月の例祭の神輿・山車の運行管理をメインに、7月の「灯りの祭典:小田原ちょうちん夏まつり」における小田原流の神輿パレードの運行管理・警備を行っているほか、年末年始や節分祭などの奉公(接待・準備・片付)小田原流のアピールなどを行っている。 当然ながら業務上、小田原流の神輿の充分な経験が必要であり、高張提灯や交通整理なども動きも熟知していないと務まらない。逆に言えば、明神會役員はこの様な知識と経験を備え、限られた枠内をブロック(各町会)代表として選出されているため、責任と名誉のある役職でもある。町会との間に上下関係は無いが役員襷の影響力は大きい。 本社神輿の役員ではあるが、核要員の時代と違い、担ぎ手が極端に疲労した時・少ない時、または役員の町会地区を除き肩を入れることはほぼ無い。会員としてのメリットは祭礼全体の運営に携われる他、宮入り時に締めの数唄10番が歌える事などである。デメリットとしては、本社神輿に常時随伴しているため、町会神輿も担げない事(御霊入れ・宮入りは時間的に参加可能)などが挙げられる。
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