木曽川事件の被害者遺族とは? わかりやすく解説

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木曽川事件の被害者遺族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:49 UTC 版)

大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の記事における「木曽川事件の被害者遺族」の解説

一方木曽川事件被害者Bの遺族第一審公判では実母が「『息子Bが激し暴行受けて死んだ』と知りショックで約1か月仕事にも出かけられなかった。犯人たちにはできるだけ厳し処罰与えてほしい』と述べていたほか、Bの実弟も「犯人許せない早く極刑処してほしい」と述べそれぞれ厳し処罰感情明らかにしていた。また控訴審判決前もBの母親・弟は『毎日新聞』(毎日新聞中部本社)の取材答え母親は「できるならこの手で3人を殺してやりたい」、弟も「死刑で死ぬのではなく無期懲役一生苦しんでほしい」と処罰感情表明していた。 しかし控訴審判決後、Bの母は被告人KAから出され謝罪の手紙を読んだことに加えKA弁護人村上満宏愛知県弁護士会)からの勧めもあって2006年4月12日、Bの弟(四男)とともに名古屋拘置所出向き当時上告中だった被告人KA面会したその際、Bの弟は謝罪言葉繰り返し述べたKA対し誰か止める者はいなかったのか」「殴っているときは気持ちよかったのか」「兄は最後何を言っていたのか」などと激しく詰問したが、同時に希望持て」「生き続けろ頑張って出て来い。そうしたら兄の分、お前を10殴ってやる」と声を掛け、Bの母親も「出てきたらBに線香をあげてほしい」と語りかけた。その後2人面会終了時互い隔てアクリル板それぞれ掌で挟み込むことでKAと「握手」をしていた。2008年夏に青木からの取材対し、Bの母は「息子のことを忘れたことは1つもないし、(KMHM含めた)3人を赦すつもりにはなれない。しかし3人ともずいぶん反省しているようだし、死刑になって自分たちの気持ち癒えない」と述べたほか、Bの兄も「赦すか否か以前に『KA本心から反省している』とわかった。(KAを)死刑にするより、反省し続けて生きてほしい」と述べている。 その後、Bの兄(7歳年上)もKAからの謝罪の手紙を読んだことに加え、母・弟がKA面会したことを知って2009年4月7日村上とともに初めKA面会した。その面会の際、Bの兄はKAに「頑張って社会出てこい」「お前から送ってもらっているお金KA獄中で自ら志願して行っている内職により貯め、被害者遺族送金している金)はありがたい。仏壇上げている」「人の温かさ忘れず、人を裏切るな。ちゃんと人を信じて約束守れ」などと声を掛けていた。その後もBの兄は弁護人村上対しKAはきちんと反省しているので死刑にしないでほしい。もし死刑になるなら自分死刑してほしい」などと書いた嘆願書託したほか、青木(2012)によれば死刑確定後面会続けている。

※この「木曽川事件の被害者遺族」の解説は、「大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の解説の一部です。
「木曽川事件の被害者遺族」を含む「大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の記事については、「大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の概要を参照ください。

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