木曽川水系連絡導水路事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:39 UTC 版)
「徳山ダム」の記事における「木曽川水系連絡導水路事業」の解説
徳山ダムの水を、揖斐川から長良川を経由して、愛知県と名古屋市の取水口がある木曽川まで、全長44kmのトンネルでつなぎ、下流部でも1kmのトンネルでつなぐ「木曽川水系連絡導水路」事業が進められている。水資源機構が2009年度に着工、完成は2015年度。 ところが、2009年(平成21年)に名古屋市長に就任した河村たかしは、名古屋市が水余りの現実もあり、事業の是非を含めて判断するため、建設負担金の凍結を決定し波紋を広げた。この動きに対し、当時の愛知県知事であった神田真秋は「導水路が中止になれば、ダムの水を放棄させられるのに等しい」と述べ、徳山ダムが無用のダムになると指摘した。
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