木和田川砂防八号堰堤
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文化財としての特徴 | 明治43年の豪雨による山腹崩壊を契機に、県が建設した石造空積砂防堰堤群であり、下流から上流に向かって一号、二号の順に八号堰堤まで配置されている。立面形状から「兜堰堤」と呼ばれており、最大規模は四号堰堤の堤長25mである。明治期の構造形式を踏襲しつつ、台形越流部という近代的技術が加味されている。現在は周囲の緑が回復し、石造構造物も一体となって、渓谷の自然景観とよく馴染んでいる。 |
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木和田川砂防八号堰堤
名称: | 木和田川砂防八号堰堤 |
ふりがな: | きわだがわさぼうはちごうえんてい |
登録番号: | 22 - 0087 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 石造堰堤、堤長14m、堤高4.0m |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正1頃 |
代表都道府県: | 静岡県 |
所在地: | 静岡県志太郡岡部町岡部字木和田地先 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 静岡県近代化遺産(建造物等)総合調査日本の近代土木遺産 |
施工者: | |
解説文: | 七号堰堤の南方約45m上流側,平成11年度に竣工した遊歩道の終点近くに位置し,合流する二本の川筋からの土砂を受ける。堤長14m,堤高4.0m部分が露出した石積堰堤。自然の脅威を克服した人為の証として,散策路からの重要な景観要素となっている。 |
土木構造物: | 木和田川砂防三号堰堤 木和田川砂防二号堰堤 木和田川砂防五号堰堤 木和田川砂防八号堰堤 木和田川砂防六号堰堤 木和田川砂防四号堰堤 本宮砂防ダム |
固有名詞の分類
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