朝日神明社とは? わかりやすく解説

朝日神明社

読み方:アサヒシンメイシャ(asahishinmeisha)

教団 神社本庁

所在 大阪府大阪市此花区

祭神 天照皇大神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

朝日神明社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 03:03 UTC 版)

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朝日神明社
所在地 大阪府大阪市此花区春日出中1-6-21
位置 北緯34度40分47秒 東経135度27分09秒 / 北緯34.67972度 東経135.45250度 / 34.67972; 135.45250座標: 北緯34度40分47秒 東経135度27分09秒 / 北緯34.67972度 東経135.45250度 / 34.67972; 135.45250
主祭神 天照皇大神倭比売命
別名 逆櫓社
例祭 10月16日(秋季例大祭)
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朝日神明社(あさひしんめいしゃ)は、大阪府大阪市此花区にある神社。別称として、逆櫓社(さかろのやしろ)。

祭神

祭礼

  • 1月1日 歳旦祭
  • 2月節分 節分
  • 4月15日 初日稲荷社例祭
  • 7月第2土曜日 夏季例祭宵宮
  • 7月第2日曜日 夏季例祭本宮
  • 10月16日 秋季例大祭

沿革

  • 明治40年(1907年)に、朝日神明宮(現:大阪市中央区)と皇大神社(現:大阪市此花区)を合祀して、社号を朝日神明社とした。そのとき、春日神社(現:此花区春日出)と安喜良神社(現:西区阿波座)を合祀した。
  • 明治維新以降、二社(朝日神明宮・皇大神社)とも社運が衰微し、維持が困難となり、合併合祀され、現社号に改称して、此花区川岸町に鎮座した。その後、境内周辺の喧噪が甚だしくなり、現在の社殿がある場所へ遷座することとなった。
  • 昭和20年(1945年)6月1日、大阪大空襲により、社殿のほか、すべてが灰燼に帰したが、昭和24年(1949年)に本殿、昭和40年(1965年)には中門と拝殿を復興・再建を果たした。

朝日神明宮

  • 朝日神明宮は、浪速三神明(朝日神明宮・日中神明宮・夕日神明宮)の一つに数えられて、大阪市中央区神崎町にあった。平貞盛が父平国香を(平将門の乱)によって、平将門に殺されたために、父の仇を討つため、天慶年間(938年~947年)、大阪に天照皇大神を奉祀し、社殿を営んで戦勝祈願を行ったことを創建の起こりとする。その後、平貞盛が平将門を討ち取ったことを朱雀天皇に奏上すると、御神徳を讃られて、「朝日宮」の社号を贈られた。以後、朝敵追討の際は、奉幣使を遣わして、敵徒降伏の祈願を行った。
  • 源義経が平家追討へ西国へ赴くとき、戦勝祈願を行った。源義経と梶原景時が「逆櫓の論」を行ったが、朝日神明宮において、平家追討の祈願を行ったので、戦勝の確信があり、梶原景時に論争を挑んだという。この故事から、別称が逆櫓社と呼ばれるようになった。
  • 豊臣時代、大坂城築城の際、多くの社寺が遷座を命じられたが、遷座させられることはなく、豊臣秀吉の崇敬を受け、毎年、百俵の寄進が行われた。また、大坂夏の陣1615年)では、真田幸村が金色の采配を奉納し、出陣したとされる。
  • 江戸時代、大坂城代が参拝し、神前に供物を献じている。

皇大神社

  • 皇大神社は此花区川岸町にあったが、天保6年(1835年)に伊勢神宮より御神霊を勧請し、神祠を建てて、川岸町の新田の鎮守社(皇大神社)とした。

施設

境内末社

関連項目

  • 坂口王子 - 元鎮座地周辺に存在したとされる。



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