最長距離普通列車
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「過去の鉄道に関する日本一の一覧」の記事における「最長距離普通列車」の解説
1956年11月のダイヤ改正当時 東海道本線・山陽本線東京 - 門司間運行の111・112列車(東海道本線区間で夜行運転、運行区間の営業キロは1102.8km。「ムーンライトながら」の項目も参照)日本海縦貫線では大阪 - 青森間には羽越線を夜行で走る511・512列車、北陸線と奥羽線で2夜行になる513・514列車が存在。 1961年10月のダイヤ改正後 511・512列車 日本海縦貫線大阪 - 青森間 運行距離(営業キロ)1055.6km 1968年10月のダイヤ改正後 421・422列車 東北本線奥羽本線経由上野 - 青森間 運行距離(営業キロ)756.8km 1971年10月のダイヤ改正後 228列車 東北本線常磐線経由青森発上野行き 運行距離(営業キロ)750.3km 1972年3月のダイヤ改正後 535列車 大阪発新潟行き 運行距離(営業キロ)600.7km 1972年10月のダイヤ改正後 824列車 門司発福知山行き 運行距離(営業キロ)595.1km 上越新幹線開業に伴うダイヤ改正直前の1982年10月における、国鉄の長距離運行普通列車上位5位は以下のとおりである。824列車 門司 - 福知山間運行 運行距離(営業キロ)595.1km 831列車 豊岡 - 門司間運行 同上535.2km 726列車 浜田 - 大阪間運行 同上500.8km 530列車 西鹿児島 - 門司港(日豊本線経由)間運行 同上476.9km 921・924列車「はやたま」 亀山 - 天王寺(紀勢本線経由)間運行 同上442.2km 2012年3月17日のダイヤ改正以前 山陽本線の1725M(岡山駅 → 下関駅運行 運行距離384.7km)が最長であったが同改正で廃止された。 2012年3月17日のダイヤ改正から2015年3月15日のダイヤ改正以前 山陽本線の371M(岡山駅 → 新山口駅運行 運行距離315.8km 2014年3月のダイヤ改正以前は広島駅からは3481Mとして運行していた) 2015年3月15日のダイヤ改正で371Mが徳山止まりとなったため、最長は滝川駅発釧路駅行き根室本線2429D(308.4km)となった。 その後、2016年3月26日のダイヤ改正で岡山駅発下関駅行きが復活したが、2017年3月4日のダイヤ改正で岡山駅発が可部線緑井駅行きに、下関行きが糸崎駅発369Mにそれぞれ縮小。これにより時刻表上の最長列車は滝川駅発釧路駅行き2429Dとなったが、根室本線が平成28年台風第10号の影響で2018年現在も運休中のため、糸崎駅発下関駅行き369Mが2018年現在乗車できる最長の普通列車となった。 2019年のダイヤ改正(3月16日)で369Mが岩国止まりとなったため、最長は敦賀駅発米原駅経由播州赤穂駅行き新快速(北陸本線-東海道本線-山陽本線-赤穂線) (275.5km)となった。しかし敦賀発の4両編成は米原で8両編成の後ろに連結され、姫路で切り離され前の8両編成のみが播州赤穂へ向かうため全区間を走破する車両はない。
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