普通銀行時代とは? わかりやすく解説

普通銀行時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 03:21 UTC 版)

第百三十九国立銀行」の記事における「普通銀行時代」の解説

第百三十九国立銀行1899年明治32年2月25日営業満期日であったが、国立銀行営業満期特別処分に基づき、その前の1897年明治30年9月22日普通銀行転換して営業継続する認可を受け、翌1898年1月1日に「株式会社百三十九銀行」へ改組した。その際倍額増資が行われ資本金70万円となり、さらに1900年明治33年)には100万円、1907年明治40年)には200万円達した同時期の人事異動結果頭取専務役職にも士族代わり地主が就くようになった明治時代末期から大正時代初期にかけての不況下、1907年第13師団高田町への誘致実現すると同町の商工業活性化したが、周辺地域銀行東京銀行支店代理店多数設置したことで上越の諸銀行経営苦境に陥り、百三十九銀行資本金1912年明治45年)に100万円に減額し、1916年大正5年下半期には配当率を7%から5%に引き下げた。しかし、高田進出した銀行はいずれ短期間撤退しまた、第一次世界大戦による好況もあって百三十九銀行経営はやがて回復し支店各地開いたほか、同時期には、上越地方鉄道網整備により近代産業興るにつれて商工業者との取引公金の取り扱い増加し地主偏重経営から脱するようになった1913年大正2年)には第13師団満州へ渡ったことから横浜正金銀行の在満支店コルレス契約を結び、為替網も拡げた。続いて1924年大正13年7月18日には直江津商業銀行高田商業銀行1929年昭和4年12月には新井銀行1930年昭和5年11月15日には柿崎銀行それぞれ合併し1931年昭和6年12月越後銀行買収した結果百三十九銀行営業基盤上越全域拡大する至った

※この「普通銀行時代」の解説は、「第百三十九国立銀行」の解説の一部です。
「普通銀行時代」を含む「第百三十九国立銀行」の記事については、「第百三十九国立銀行」の概要を参照ください。

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