春日居町駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 22:44 UTC 版)
春日居町駅[* 1] | |
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駅構内(2021年5月)
左 - 下り線(塩尻方面)・右 - 上り線(東京方面) |
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かすがいちょう Kasugaichō |
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◄CO 39 山梨市 (2.8 km)
(2.8 km) 石和温泉 CO 41►
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所在地 | 山梨県笛吹市春日居町別田393-5 |
駅番号 | CO40[2] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 125.0 km(東京起点) |
電報略号 | カウ ヘツ(改称前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
511人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1954年(昭和29年)12月1日[1][3] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有)[1] |
春日居町駅(かすがいちょうえき)は、山梨県笛吹市春日居町別田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。駅番号はCO 40[2]。
歴史
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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年11月)
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太平洋戦争後に設置された駅である。開業当初は所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、1993年(平成5年)に春日居町にある唯一の駅として春日居町駅に改称された[1]。愛知県春日井市にある春日井駅と区別するため、駅名に「町」が付いている。
年表
- 1954年(昭和29年)12月1日:日本国有鉄道(国鉄)の別田駅(べつでんえき)として開業[1]。旅客営業のみ[3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3][5]。
- 1993年(平成5年)4月1日:所在地の自治体名(春日居町)に合わせ、春日居町駅に改称[3][6]。
- 2004年(平成16年)
- 2021年(令和3年)3月29日:自動券売機の営業を終了。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。ホームは嵩上げされていない。駅構造は2駅隣の東山梨駅とよく似ている。当駅の東京寄り約150メートル手前で分岐して当駅の松本方面ホーム手前に至る短い側線が1本ある。この側線終点には保守作業車用の車庫が設置されている。線路はほぼ北東から南西に敷設されており、東京方面ホームが線路の北西に、松本方面ホームが線路の南東にある。
当駅には駅舎がなく、各ホーム東京寄りに階段があり、そこに改札(自動改札機は未設置)がある[1]。待合室はないが、各ホームに旅客上屋の付いたベンチが設置されている。ホーム間は跨線橋や構内踏切などでの連絡はなく、一旦改札を出場し、駅に隣接している別田踏切を経由して移動する[1]。
甲府駅管理の無人駅で、各ホームの出入り口に簡易Suica改札機および乗車駅証明書発行機が設けられている。以前は自動券売機が東京方面ホームの改札付近に設置されていたが撤去されている。
国鉄時代の一時期はホーム有効長が短いために、塩山 - 韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線の間合い運用など)のみ停車していたが、2021年(令和3年)時点ではすべての普通列車が停車する。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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南側 | ![]() |
下り | 甲府・小淵沢・松本方面[8] |
北側 | 上り | 大月・高尾・八王子方面[8] |
※案内上の番線番号は設定されていない。
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下り線改札口(2021年5月)
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上り線改札口(2021年5月)
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ホーム(2021年5月)
利用状況
「山梨県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2010年度(平成22年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 380 | [県 1] |
2001年(平成13年) | 379 | [県 2] |
2002年(平成14年) | 382 | [県 3] |
2003年(平成15年) | 391 | [県 4] |
2004年(平成16年) | 403 | [県 5] |
2005年(平成17年) | 399 | [県 6] |
2006年(平成18年) | 461 | [県 7] |
2007年(平成19年) | 490 | [県 8] |
2008年(平成20年) | 505 | [県 9] |
2009年(平成21年) | 498 | [県 10] |
2010年(平成22年) | 511 | [県 11] |
駅周辺

旧・春日居町唯一の鉄道駅で、町域南部平坦地の山梨市寄りに位置する。東京方面ホームの出口脇には観光案内所(案内所内にパンフレットがおかれているのみ)と公衆トイレがあり、松本方面ホーム脇にはロータリーが整備されている。春日居の中心部、笛吹市春日居支所周辺へは直線距離で約800メートルの距離である。
バス路線
「春日居町駅」停留所が設置されており、山梨厚生病院や石和温泉駅へと向かう栄和交通の路線が発着する。なお、いずれの路線も、土日祝日および12月30日 - 1月3日は運休となる。
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、21頁。
- ^ a b 『中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2020年3月23日。オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブ 。2020年3月23日閲覧。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、181-182頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●中央本線東山梨及び別田駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月30日、14面。
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。 ISBN 4-88283-115-5。
- ^ a b 『首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(春日居町駅)”. 東日本旅客鉄道. 2025年6月10日閲覧。
利用状況
- ^ 「運輸・通信」『平成14年刊行山梨県統計年鑑』(xls)(レポート)山梨県、2002年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成15年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2003年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成16年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2004年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成17年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2005年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成18年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2006年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成19年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2007年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成20年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2008年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成21年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2009年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成22年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2010年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 「運輸・通信」『平成23年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)』(xls)(レポート)山梨県、2011年 。2025年5月29日閲覧。
- ^ 『平成24年刊行山梨県統計年鑑』(PDF)(レポート)山梨県、2012年11月、150-153頁 。2025年5月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(春日居町駅):JR東日本
固有名詞の分類
- 春日居町駅のページへのリンク