旭橋駅周辺地区再開発事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 03:25 UTC 版)
「那覇バスターミナル」の記事における「旭橋駅周辺地区再開発事業」の解説
国道330号を挟んだ南地区と、那覇バスターミナルを含む北地区の再開発計画。この内、北地区においてバスターミナル地権者のバス会社による同意が得られず、計画が未定だったが、2007年4月に那覇バスターミナル株式会社の全株をゼクスが取得したことにより、計画の立案が進められた 全体にカフーナ旭橋という愛称がついている。南街区については、南部合同庁舎・自治会館・東急ビズフォート那覇が入居するC街区、高層マンションのD街区、駐車場のE街区が先行完成し、その後リーガロイヤルグラン沖縄が入居するB街区も完成した。 2008年1月に出された計画では、現在50台程度あるバス駐機場(待機場)が8台に減るほか、パース(のりば)も15から14に減る見込みである。駐機場の減少に関して、沖縄県交通政策課は同県が計画している「基幹バスシステム」導入により現在の規模の駐機場スペースは必要ないとしている。しかし、一部会社では割り当てられている駐機場は満杯状態であり2006年2月に一部路線の起点をバスターミナルから豊見城へ変更している。また、「基幹バスシステム」には那覇市内線、及び南部(糸満)方面への路線は関与しない為、それらの路線に対する駐機場が不足するほか、別場所に設ける駐機場への回送による周辺道路の渋滞を引き起こしてしまうなどの問題も多くあり、バス会社は県などに再考を求めている。なお、計画では2012年度の完成を目指していた(後述)。 2008年7月にゼクスが全株式をリッシに売却している。旭橋都市再開発は計画に大きな影響はないとしている。 2012年1月11日に第一交通産業株式会社が、那覇バスターミナル株式会社の全株式をリッシから取得。 その後、商業施設、オフィスのほか、就労支援センター(グッジョブセンター)の移転・設置、さらに沖縄県立図書館の移転も決まり、2015年4月までにバス発着機能は各営業所(沖縄バスの旭町駐車場なども利用)やおもろまち駅前広場などに仮移転、5月に解体され、9月に着工、2018年9月23日完成、2018年10月1日運用開始。
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