新トンネル整備構想とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 新トンネル整備構想の意味・解説 

新トンネル整備構想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 20:08 UTC 版)

山形新幹線」の記事における「新トンネル整備構想」の解説

安全・安定輸送実現を図るため、板谷峠に21.9kmのトンネル掘って短絡路線新設するなどの改良計画がある。2002年山形県議会における政策提言では、事業費840億円と見込み所要時間16短縮されるとしている。 2015年5月山形県知事JR東日本社長との会談で、JR東日本山形新幹線運休や遅れにつながる大雨豪雪対策について、2017年まで2年間で福島 - 米沢間の抜本的な対策向けて調査する表明しその結果まとまり2017年11月29日JR東日本山形県概要説明した。それによれば県境部にトンネル掘削する場合地形地質などを考慮し現在の山形新幹線前提とした事業費1500億円と見積もり吉村美栄子知事要請していた将来フル規格新幹線に対応可能なトンネル断面広げる場合120億円の増額試算した。これを受け、12月1日吉村知事JR東日本本社冨田哲郎社長訪ねトンネル整備早期事業化要望した。 こののち、県とJR東日本トンネル新設について協議重ねてきたが、2021年JR東日本急カーブ緩やかな曲線変え直線に近いルート想定することで、東北新幹線などのフル規格新幹線仕様と同じ平均時速200キロ上の走行を可能とするなどの新たな提案示した。この提案トンネル内で減速の必要がなくなりフル規格実現目指す県の意向合致したことから、県は県議会9月定例会トンネル新設に関する調査2200万円限度額)を債務負担行為として盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案提案した補正予算案可決されれば、両者共同して同年中にも調査準備に入る。このトンネル新設について、9月30日定例会見でJR東日本の三林宏仙台支社長は「地元理解協力を得ながら事業化進めていきたい」と語り多額事業費については「県、国に説明しながら、どういう負担の)形になるかを含めて検討し取り組みたい」と述べた

※この「新トンネル整備構想」の解説は、「山形新幹線」の解説の一部です。
「新トンネル整備構想」を含む「山形新幹線」の記事については、「山形新幹線」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「新トンネル整備構想」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新トンネル整備構想」の関連用語

新トンネル整備構想のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新トンネル整備構想のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの山形新幹線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS