斎藤晴彦とは? わかりやすく解説

斎藤晴彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 07:35 UTC 版)

さいとう はるひこ
斎藤 晴彦
生年月日 (1940-07-30) 1940年7月30日
没年月日 (2014-06-27) 2014年6月27日(73歳没)
出生地 日本東京都文京区
(旧東京府東京市本郷区
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
配偶者 独身
所属劇団 劇団黒テント
主な作品
テレビドラマ
おばさんデカ 桜乙女の事件帖
舞台
放浪記
レ・ミゼラブル
バラエティー番組など
クインテット
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斎藤 晴彦(さいとう はるひこ、1940年7月30日 - 2014年6月27日)は、日本俳優東京都文京区(旧東京府東京市本郷区湯島天神下出身[1]早稲田大学第一文学部演劇学科卒業[1]

人物・来歴

大学卒業後、小劇団「劇団青俳」「発見の会」の団員を経て、1969年に「演劇センター68/69」(後の「黒テント」)に定着。

活動の中心は小劇場などでの舞台公演だったが、1986年にKDD(現・KDDI)のCM内でクラシックの『カルメン』の替え歌を披露したことで注目を集めた(これは『クインテット』〈NHK〉にも生かされている)。後に『女は軽麺』と新たな作詞を自ら行って正式に歌手デビューもする。

これがきっかけとなり、タモリの『今夜は最高』にゲスト出演。替え歌オペラのコントで和田アキ子らと共演し、一連のクラシック音楽の替え歌を行った。

1980年代には東映制作の特撮ドラマに多数出演。

1986年からは『11PM』のメイン司会を2年にわたって務めた。

死去した小鹿番の後任で『放浪記』での菊田一夫役などを演じていた。

2014年6月27日、自宅がある吉祥寺の路上で倒れ、搬送先の東京・三鷹の病院で心不全のため、死去[2]。73歳没(享年74歳)。葬儀は7月3日に高平哲郎が取り仕切り、千日谷会堂で取り行われた[3]。生涯、独身であった。

出演

テレビドラマ

テレビ番組

  • 今夜は最高!(1985年ほか、日本テレビ)ゲスト(1985年民間放送連盟賞のテレビ娯楽番組部門最優秀賞…1985年2月9日放送分「オペラ昭和任侠伝」)
  • 極楽テレビ(1985年10月〜11月、テレビ朝日)
  • 11PM(1986年4月〜1988年3月、日本テレビ)
    愛川欽也に代わる水曜日メイン司会者を務める。
  • さよなら大放送 おもしろ国鉄スペシャル(1987年3月31日 - 4月1日、日本テレビ)
    鉄道唱歌262番[4]を歌い切った。
  • ひるのプレゼント(NHK総合)
  • ザ・ベストテン(TBS)
    KDDのCMで使われた「女は軽麺」を歌うが、途中から歌詞を即興し出したため、それまで出ていた歌詞が画面から消された。
  • アジア発見(NHK総合) - ナレーション
  • いつみても波瀾万丈(2002年12月1日、日本テレビ)
  • スタジオパークからこんにちは(2003年4月、NHK総合)
  • クインテット(2003〜2013年、NHK教育) - スコア 役(声の出演)
  • 美の巨人たち(2013年ほか、テレビ東京)ゲスト

映画

CM

ラジオドラマ

吹き替え

舞台

レコード

  • 『短いにこしたことはない結婚披露宴/離婚』(1986年)
  • 『音楽の冗談』(1986年)
  • 『ピーターラビットとなかまたち4』りすのナトキンのおはなし(1994年)

著書

  • 『斎藤晴彦「音楽」術・モーツァルトの冗談』(シリーズ「日常術」晶文社、1986年)
  • 『クラシック音楽自由自在』(晶文社、1991年)
  • 『歌う演劇旅行』(晶文社、1997年)

脚注

外部リンク





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