教会とモスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/23 08:29 UTC 版)
「バート・ザルツウフレン」の記事における「教会とモスク」の解説
現在、福音主義改革派のキリアンス教会が建っているシェトマールの教会広場は、紀元800年頃にこの地域で最初の教会が建てられた場所である。ここは周辺の多くの集落を含む教区の本部である。現在の教会堂は、三廊式のネオゴシック様式ホール式教会で、5/8型の内陣(8角形のうち5辺が壁で、残る3辺はなくて身廊に向かって開いている形式の内陣)を持つ。西塔は上階が八角形であり、急角度の方形屋根に小塔型の明かり採りを戴いている。 福音主義改革派の市教会は、バート・ザルツウフレン旧市街内で最も高い「ハレンブリンク」と呼ばれる高台に位置している。中核部である中世後期のホール部分は火事で焼失した後、1762年に再建された。1892年に大規模な改修工事と増築が行われた。身廊の前にある塔は後期ゴシック様式である。この塔のウェルシュ風のボンネット型屋根は1782年に建設された。この教会の最も重要な調度品は、1765年にハインリヒ・カンプマイヤーによって造られた講壇である。市教会の近くにある集会所は、階段型破風(ドイツ語版)を持つ漆喰塗りの建築で、1928年に表現主義の様式で建設された。 マルティン=ルター通りにある福音主義ルター派の救世主教会は、歴史主義的なネオロマネスク様式の建物である。建築家ヘルマン・ヘルトの設計に基づき、1891年から1892年にカール・ジーボルトの指導下で建設された。定礎は1891年7月12日になされ、1892年5月8日の喜び呼ばわれの日曜日に聖別された。1908年から1909年にカール・ジーボルトによって塔を含む西側の拡張が行われ、さらに1939年にもゲルハルト・バルケによって拡張された。 カトリックの聖母教会は、グラーベン通りとヴォルデマールとの角にある。この教会は1956年9月23日の鍬入れで建設が始まった。設計はパーダーボルンの建築家ヨーゼフ・ルカスによる。定礎は1956年12月8日になされた。聖別は1959年3月8日に「平和の女王、聖母マリア」の名の下に行われた。 グレヒテヴェークとフォルクハウゼン通りとの角にある福音主義ルター派の復活教会は1964年から1966年に建築家ロース(バート・ザルツウフレン)の設計に基づいて建設された。芸術的な姿は、ハンス=ヘルムート・ラートとマルガレーテ・ラートの芸術家夫妻の共同制作による。定礎は1964年7月13日、聖別は1966年5月1日の喜び呼ばわれの日曜日であった。復活教会は、ルター派と改革派の両派に利用されている。 新使徒派教会の教会堂は、ベート通りとアーゼンブルク通りの角にある。 トルコ=イスラム教会のモスク「メヴラナ・カミル」は2012年に公開された。シェトマールのヴァインベルク通りにある。 救世主教会 聖母教会 復活教会 新使徒派教会 ヴァインベルク通りのモスク
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