救世主教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 01:38 UTC 版)
福音主義改革派の救世主教会(マルクト教会)は、後期ゴシック様式の教会建築である。この教会は、1547年に大火により破壊された後、市の中心部に再建された。数年後に市は大きな教会塔の建設に着手した。入場できるようになったのは 1564年であった。この年号は塔が完成した年を示している。1596年頃に 2人の塔守が置かれた。塔守は火事番として塔に住んだ。16世紀の古い警鐘(変ホ音)は第一次世界大戦でも第二次世界大戦でも救い出され、デトモルトで最も古い銅製の鐘となっている。失われた金の代わりに、鐘の鋳造業者リンカーは 1200 kg の「平和の鐘」(ヘ音)を鋳造した。1555年に教会堂にオルガンが設置された。現在のバロックオルガンはヨハン=マルクス・エステライヒによって1795年に製造されたもので、1962年に改造、拡張された。簡素な内部には、印象的な尖頭アーチのゴシック様式の窓や、葉状の装飾が施された砂岩製の洗礼盤(ドイツ語版、英語版)がある。五角形の講壇は円柱で支えられており、講壇の上には六角形の反響天板がある。
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