放送開始から2012年3月まで
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「金曜ロードショー」の記事における「放送開始から2012年3月まで」の解説
『水曜ロードショー』が放送日を金曜日に移動する形で、『金曜ロードショー』として放送開始。第1回放送作品は『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』。金曜に番組が移動してからは、解説者である水野晴郎の嗜好が反映された作品は世間の嗜好を反映して徐々に姿を消し、ハリウッド映画の娯楽作品やアニメ作品などが多くラインナップされる様になっていった。 1986年7月25日には『風の谷のナウシカ』が本枠で初放送される。以降、宮崎駿監督作品は本枠で定期的に放送されることになる。 1987年12月25日には800回記念と称して、水野が水曜ロードショーから放送された映画を紹介・放送した。 1989年から、それまで『木曜スペシャル』や『土曜スペシャル』で放送された『日本アカデミー賞授賞式』が、本番組に移動して1993年まで放送。この時期だけは『金曜ロードショー特別企画』と銘打って放送された。 1992年には1000回記念並びに20周年記念として、「1000回記念メモリアル・テレフォンカード」のプレゼント企画が実施された。また、同年4月には「1000回記念特集」と題し『魔女の宅急便』『ニキータ』『フィールド・オブ・ドリームス』『ミザリー』の4作品が4週にわたり放送された。 1997年3月28日、「水曜」時代からおよそ25年にわたり解説・司会を務めた水野晴郎が降板。以降解説者は置かれていない(後述)。 2004年12月10日より、地上デジタル放送において番組連動型データ放送を実施。放送作品の紹介や次回予告の案内を行うほか、2010年からは場面ごとの解説を表示する「シーンガイド」をアニメ映画を中心とした一部の作品で行っている。さらに2006年8月4日に、HDリマスターを含めてハイビジョン化された。2010年10月1日からは他局同様、デジタル放送のみ洋画作品でもステレオ放送(2か国語放送・解説放送を含む。副音声は「ステレオ2」)を開始した。 2010年7月2日からの一時期には「○○月間」、「○○シリーズ」と題して、月ごとに関連性を統一する試みもあり(例:「ジブリ月間」、「日テレMOVIE月間」、「ラブ&ファンタジーシリーズ」など)、この企画は現在も不定期に実施されている。 2010年10月1日から2012年3月30日までは、19時台から20時台に単発特別番組枠『金曜スーパープライム』が編成されており、2時間拡大放送する場合、本番組は休止となっていた。
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