改竄と対応の経緯とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 改竄と対応の経緯の意味・解説 

改竄と対応の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 14:02 UTC 版)

大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」の記事における「改竄と対応の経緯」の解説

2010年1月27日厚労省局長村木厚子初公判において障害者団体証明書作成日時が問題となった。これに関する大阪地検対応については、当初次のように説明されていた。 同僚検事主任検事問い合わせたところ、フロッピーディスク書換があったと言われたため、これを告げられ公判担当検事が、同僚2名とともに1月30日副部長公表するよう訴えた2月1日には、副部長部長相談部長指示副部長主任検事問い合わせたが、「過失だった」と言われたために、以後調査見送った同地検の検事正大阪高検刑事部長にも報告上がったが、大阪高検検事長報告上がらず地検としても何らアクション取らず問題放置していたものである。 しかし、報道によれば当初故意否認していた元主任検事が、2010年9月24日供述転じ故意書き換え行った自白したとされる当時大阪地検特捜部長や、同特捜部副部長らは、9月23日以降連日のように東京最高検参考人として任意聴取受けた逮捕前取材対し、元特捜部長は、部下主任検事故意データ書き換えたとは思っていなかったとし、その後一貫して過失判断した主張しているとされる。しかし、最高検は、故意改竄知りながら隠した疑いがあるとして、10月1日当時特捜部長および副部長犯人隠避容疑逮捕したその後の報道によれば元主任検事は、上記2010年1月の元局長初公判後に副部長いずれも当時)に改竄告白したとされ、そのときに「ここはすべて任せろ」といわれ、その後過失主張するように指示されたという。また、副部長部長にも経緯報告しデータ書き換えコピー対象とした遊びのつもりであったものであり、また、捜査報告書」には正し日時記録されているので、書き換えたとしても問題ない、という弁解考え2月初めに2人でこれに沿った上申書元主任検事に作らせたと、最高検見ているという。 また、最高検は、同年12月24日検証結果発表したが、そこでは、特捜部組織的病理原因であったとされている。元主任検事は、上司特捜部長から、「政治家はできなくても、せめて局長までは立件を」「これが君の使命だ」と求められまた、大阪高検検事長幹部から「局長部下独断での犯行考えられない」などと言われプレッシャー感じ一人抱え込んでいたとされるまた、特捜部長は、検事立件消極的な意見述べると「特捜から出て行ってもらう」など叱責していたという。ただし、この発表時点でも、特捜部長、副部長関与否定し、「最高検描いたストーリー」と批判しているという。

※この「改竄と対応の経緯」の解説は、「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」の解説の一部です。
「改竄と対応の経緯」を含む「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」の記事については、「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「改竄と対応の経緯」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「改竄と対応の経緯」の関連用語

改竄と対応の経緯のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



改竄と対応の経緯のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS