播磨坂区間とは? わかりやすく解説

播磨坂区間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 03:32 UTC 版)

環状3号線」の記事における「播磨坂区間」の解説

文京区小石川四丁目五丁目またがり春日通り千川通り文京区から豊島区)を横に結ぶ全長460メートル、幅40メートルほどの区間は、通称播磨桜並木」「環三通り」「環状3号線」と呼ばれている。公園のように整備され中央分離帯には、数カ所に彫刻ベンチ配置され桜並木遊歩道設けられており、東京都心部の貴重なグリーンゾーンとなっている。 かつてはこの区間のほぼ中間位置する交差点地点名として環三通り」が存在したが、後に「播磨桜並木」に改称されている。「播磨坂」の名は、この付近にかつて存在した常陸国府中の藩主松平播磨守の上屋敷にちなんだものである。 元東京都建設局長で都市計画家石川栄耀戦災復興都市計画として計画した広幅道路緑地帯整備する構想実現した数少ない箇所一つであり、これはこの地区一帯戦災復興事業駅前整備と関係なく早期着手されなおかつ完成見たためである。なおこの区間は、東京都道319号環状三号線ではなく文京区道(893号線)に指定されている。 その後文京区中央分離帯園のように改造し1960年昭和35年)に舗装された際、当時の「全区を花でうずめる運動」の一環として地元人々協力して中央部とその両側の歩道ソメイヨシノなどおよそ120本の植えられた。桜並木周囲は幅の狭い中央分離帯になっていたが、1990年頃には人々憩いの場としても機能しており、接触事故を防ぐためのセーフティーコーン置かれていたこともあったという。その後路上駐車ゴミ放置目立ち始めたが、車線数比べ交通量少ないことから、1995年中央寄りの2車線塞いだ部分遊歩道新たに設けられ、坂の北東半分和風イメージとし、南西半分洋風イメージとして整備された。1971年以降毎年3月下旬から4月上旬開かれる文京さくらまつり」の会場にもなっている。 交差点交差する道路の名出典植物園千川通り東京都道436号小石川西巣鴨線播磨桜並木 小石川五丁目 春日通り国道254号播磨坂さくら並木1996年手づくり郷土賞受賞

※この「播磨坂区間」の解説は、「環状3号線」の解説の一部です。
「播磨坂区間」を含む「環状3号線」の記事については、「環状3号線」の概要を参照ください。

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