手鑑「見ぬ世の友」とは? わかりやすく解説

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手鑑「見ぬ世の友」(二百二十九葉)

主名称: 手鑑「見ぬ世の友」(二百二十
指定番号 117
枝番 00
指定年月日 1952.11.29(昭和27.11.29)
国宝重文区分 国宝
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 1帖
時代区分 奈良室町
年代
検索年代
解説文: 奈良室町時代作品
国宝のほかの用語一覧
書跡・典籍:  御室相承記  手鑑「翰墨城」  手鑑「藻塩草」  手鑑「見ぬ世の友」  拾遺愚草  搨王義之書  播磨国風土記

手鑑「見ぬ世の友」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:45 UTC 版)

出光美術館」の記事における「手鑑「見ぬ世の友」」の解説

国宝古筆手鑑こひつてかがみ)の代表例の一。日本書道史における「古筆」とは、和歌集写本など、おもに平安鎌倉時代中心とした和様筆跡を指す。本来、巻子本冊子本として制作され写本を、後世鑑賞のために一葉ずつ、あるいは数行ずつに切り離したものを古筆切こひつぎれ)と称し古筆切多数集めてアルバム状の折帖に貼り込んだものを古筆手鑑という。手鑑はもともと古筆家代々古筆鑑定家業とする家)の鑑定手控えとして作成されたものだが、後に鑑賞用にも作られるようになった。「見ぬ世の友」と題され本品京都国立博物館の「藻塩草」、MOA美術館の「翰墨城」などと並ぶ手鑑の優品である。名称は『徒然草13段の「ひとり灯のもとに文をひろげて見ぬ世の人を友とするぞ、こよなうなぐさむわざなる」による。収録する古筆切は計229で、奈良時代の「大聖武」(「賢愚経」巻二断簡)を筆頭に、「通切」(とおしぎれ、古今和歌集第十断簡平安時代)、「鎌倉切」(桂本万葉集巻第四断簡平安時代)などを含む。若狭酒井家伝来

※この「手鑑「見ぬ世の友」」の解説は、「出光美術館」の解説の一部です。
「手鑑「見ぬ世の友」」を含む「出光美術館」の記事については、「出光美術館」の概要を参照ください。

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