戸次川の戦いとは? わかりやすく解説

戸次川の戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 08:13 UTC 版)

戸次川の戦い(へつぎがわのたたかい)は、豊臣秀吉による九州平定の最中である天正14年12月12日1587年1月20日)に、島津家久率いる島津勢長宗我部元親長宗我部信親父子、仙石秀久大友義統十河存保が率いる豊臣勢の間で行なわれた戦い。この合戦は九州平定の緒戦で、豊臣勢が敗退した。


  1. ^ 伊予武田氏で仙石配下。敗戦後、戦線離脱し高野山に蟄居。武田道安の父。
  2. ^ a b 山本 1987, p. 138.
  3. ^ a b c 山本 1987, p. 139.
  4. ^ 山本 1987, p. 138-140.
  5. ^ 山本 1987, p. 140.
  6. ^ 山本 1987, p. 142.
  7. ^ 川上久智」項目参照。
  8. ^ a b 山本 1987, p. 141.
  9. ^ 山本 1987, p. 141-142.
  10. ^ この後の九州平定において尾藤は仙石と同様の軍監を勤めるが、根白坂の戦いの際に仙石とは逆に消極策を採ったことを咎められ、所領没収となった。のちの豊臣氏による小田原征伐の際、仙石は機を得て大名に返り咲くが、尾藤は咎を受けて処刑された。
  11. ^ 松田 2000, p. 194-196.


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戸次川の戦い

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豊薩合戦」の記事における「戸次川の戦い」の解説

詳細は「戸次川の戦い」を参照 鶴賀城の援軍要請受けた義統は、直ち援軍赴くことにした。このとき、府内城には大友軍のほか秀吉援軍先発隊として送り出した讃岐十河城十河存保土佐長宗我部元親信親父子、そして軍監讃岐高松城仙石秀久などの軍勢集結しており、総勢では家久軍を上回る大軍となっていた。12月12日大友軍は鶴賀城の西にある戸次川大野川)の対岸にある鏡城に陣を置いた。ところが、ここで開かれた軍議で秀久が強硬に出撃主張した。それに対して、存保や元親父子らは慎重策を主張して両者対立した。もともと、仙石氏十河氏長宗我部氏らは四国それぞれ戦った面々でしこりが残っており、団結など望め結果的に鶴賀城を救援したい義統の主張秀吉直臣軍監という権威があった秀久の強硬論により大友軍は出撃する。 だが、家久釣り野伏せ戦法伊集院久宣殿軍任せてわざと退却していった。その一方で自らと新納大膳山田有信らの部隊伏兵として控えさせており、大友軍が久宣を追撃して応当まで到達するとここに伏せていた家久大膳・有信らが一斉に打って出た。しかも退却していた久宣軍も引き返して反攻したため大友軍は四方から取り囲まれ敗北喫した。存保・信親戸次統常らが戦死してしまう。この敗北鶴賀城は家久降伏した

※この「戸次川の戦い」の解説は、「豊薩合戦」の解説の一部です。
「戸次川の戦い」を含む「豊薩合戦」の記事については、「豊薩合戦」の概要を参照ください。

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