戦後構想とは? わかりやすく解説

戦後構想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 06:56 UTC 版)

松谷誠」の記事における「戦後構想」の解説

松谷は、戦中から戦後初期において自らの業務のために、官僚学者などの部外専門家集めてブレーングループ(松谷グループ)を組織して情勢判断対策案の作成行っていた。1946年1月松谷グループは、「戦後理における調査研究」(中央/終戦処理/二四一)として、「建国綱領(案)」という文書作成していた。 「ポツダム宣言人民ノ名ニヨリ実施スル精神ニ於テ新日本建国大綱宣言ス」という文言から始まるこの文書には、戦後日本在り様として、戦争放棄非武装中立謳われているほか、天皇制については「民主集中象徴者、民族文化保持トシテノ天皇制維持」と記載されており、「象徴天皇制想定していた。素案政治学者矢部貞治東京帝国大学教授作成し松谷らが討議して完成させたと考えられている。 松谷らは「建国綱領(案)」を、国内体制整備し国民の「訓政」を実施するための基準憲法)として、天皇の名で発布し成案日本共産党含めた全国規模人民代表会議諮問決定することを想定していたという。

※この「戦後構想」の解説は、「松谷誠」の解説の一部です。
「戦後構想」を含む「松谷誠」の記事については、「松谷誠」の概要を参照ください。

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