忍者枯葉塔九郎
忍者 枯葉塔九郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 15:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動忍者 枯葉塔九郎 | ||
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著者 | 山田風太郎 | |
発行日 | 1963年 | |
ジャンル | 時代小説 | |
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『忍者 枯葉塔九郎』(にんじゃ かれはとうくろう)は、1963年に発表された山田風太郎の時代小説。忍法帖シリーズの短編の一つ。『週刊大衆』(双葉社)1963年1月5日号に掲載された[1]。
物語
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年9月)(使い方)
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盛岡藩家老の娘・お圭を連れて出奔した筧隼人は、斬られても繋げれば死なない忍者・枯葉塔九郎との八百長による御前試合に勝ち、鳥取藩に仕官する。しかし、隼人は塔九郎との約束を破り、斬られた塔九郎の体をバラバラの状態で放置する。瀕死の塔九郎を、夫の代わりに繋げて助けたお圭は2人で駆け落ちしてしまう。その後、代官に出世した筧隼人は、お圭と枯葉塔九郎に3年ぶりに再会する。
登場人物
- 筧 隼人(かけい はやと) - 盛岡藩20万石の国家老・南部修理の家来。お圭とかけおち、逐電した。
- お圭(おけい) - 南部修理の娘。筧隼人の妻。
- 枯葉 塔九郎(かれは とうくろう) - 謎の巡礼姿の男。
- 池田 備中守(いけだ びっちゅうのかみ) - 鳥取藩32万石の大名(久松山城主)[2]。
- 大角 勘左衛門(おおすみ かんざえもん) - 大兵肥満の浪人。御前試合の志願者。
- 三浦 軍次(みうら ぐんじ) - 禿鷹に似た精悍な浪人。同上。
漫画化
- せがわまさきにより、『山風短』の一編として漫画化され、『月刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2011年8号から2011年12号まで連載された。
- 「大いなる幻術」 (原作:忍者枯葉塔九郎 / 画:水木しげる、ちくま文庫『野ざらし忍法帖』)(同カラー版、着彩:京極夏彦、『風太郎千年史』)として漫画化された。登場人物3人の名前と結末が、山田原作と異なる。
脚注
「忍者 枯葉塔九郎」の例文・使い方・用例・文例
- 忍者の修行をする。
- もう、侍や忍者は存在していません。
- 私は忍者コスチュームを着たことがある。
- 私たちは実際に忍者が住んでいた家を一般に公開しています。
- あなたは忍者ですか?
- 『カムイの剣』は、1868年の徳川将軍時代の崩壊と、明治天皇下での日本の復興という変革期を舞台にした、一種の侍/忍者物語だ。
- 忍者ごっこをしよう。
- 格闘技の訓練がされ、スパイ活動、破壊活動、あるいは暗殺のために雇われた忍者の一員
- 甲賀者という忍者
- 忍者
- カムイ(松山ケンイチ)は腕の立つ忍者だ。
- 彼は,厳格な掟(おきて)や理不尽な殺りくに満ちているので忍者社会に嫌気がさす。
- 伊(い)賀(が)で忍者の暗号を解く
- 忍者は暗号を使用していたと言われている。
- 最近,忍者文字で書かれた暗号文が三重県伊(い)賀(が)市(し)内の至る所で見られる。
- 同市は伊賀忍者の里として知られている。
- 地元の商工会議所は観光促進のため,忍者文字の使用を奨励している。
- 約130の商店や公共施設では,観光客が解読を楽しめるよう,忍者の暗号文が書かれたパネルを掲示している。
- 忍者文字のついたTシャツ,まんじゅう,トイレットペーパーなどの商品が伊賀市内で販売されている。
- 来場者はまた,名古屋城の忍者や海底の浦(うら)島(しま)太郎など,ジオラマの中の特別なキャラクターを見つけて楽しむこともできる。
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