弥陀ケ原とは? わかりやすく解説

弥陀ケ原(富山県)

2621m 北緯363416秒 東経1373523秒 (国見岳) (世界測地系

弥陀ケ原地図

概 要

 立山周辺急峻な山地低所をうめて成長した安山岩デイサイト(SiO2 5763%)の成層火山火山山頂部陥没あるいは侵食失われている。弥陀ヶ原五色ヶ原は主に火砕流堆積物台地数万年前マグマ噴火終わったが、その後水蒸気爆発によって弥陀ヶ原東部多く爆裂火口生じ、現在は硫気孔活動が活発。別名、立山火山ともよばれるが、立山自体基盤花崗岩なので注意要する



最近1万年間の火山活動

 最近の約4万年間は静穏期で、マグマ由来する生成物生産されなかったが、地獄谷など爆裂火口群の水蒸気爆発地獄谷噴気孔温泉活動主な火山活動になっている
 地獄谷火山灰層からは、2450~2950yBP、2950~5000yBP、6300~約10000yBPの値が求められ、これらの時期噴出したとされる (小林,1990) 。これ以外に、江戸時代にも噴火活動発生している。



記録に残る火山活動

1836(天保7)年7 月 地獄谷噴火(中野伊藤,1998)。

1990(平成2)年
2 月18 日3 月上旬 南南東10 ㎞地震群発最大M4.9。
10 月29 日11 月4 日 同じ場所で地震群発最大M2.6。

日本活火山総覧第3版)(気象庁編,2005)による。





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