度井仲署
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「こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物」の記事における「度井仲署」の解説
原作第35巻、アニメ版第177話「秘境! どいなか県」に登場する戦後に忘れ去られていた千葉県と埼玉県の境にある「度井仲県」度井仲村を管轄する警察署。劇中ではテレビ番組「木曜スペシャル」のスタッフに発見されるまで第二次世界大戦が継続していると人々が思い込んでおり住民の格好、常識は戦時中のままであった。警察も旧日本陸軍の制服を着用し、戦間期から第二次世界大戦初期に使用された欧米製の兵器を装備している。アニメ版では千葉県と茨城県の境に位置が変更され装備品も日本軍のもので統一され、三式中戦車や戦艦、零戦、紫電改、雷電、一式戦闘機などといった陸海軍装備をそのまま使用していると変更された。原作第35巻での大原の発言によれば、現地駐留の旧日本陸軍と旧日本海軍がそのまま警察に編入されたので、多くの装備がそのまま流用されているのだろうとのこと。 大前田 よね助(おおまえだ よねすけ) 声:大谷亮介 度井仲村村長兼警察署長。旧日本軍将官の礼服を着用している。犯罪者を逮捕する際には上記の兵器だけでなく列車砲も投入する。アニメ版では村長を兼務している設定は触れられず、階級が巡査という設定であった(劇中で両津達が度井仲村へやってくるまでの30年間、事件は発生せず昇進の機会がなかったとされている)。 芋頭(いもがしら) 声:石塚堅 度井仲署に勤務していて、丸眼鏡を掛けている巡査。三八式歩兵銃と十四年式拳銃(南部甲式)を装備している。村では士官候補生で、飛行中の軽航空機を狙撃できるほどの銃の腕前を持つ。両津たちが東京から持ち込んだ食べ物を見たり味わうと今まで目や口にしていなかったため、その奇抜さに驚いた。原作では研修のため公園前派出所にやってきて騒動を起こしたが、アニメ版では現金強奪犯を追って度井仲村に迷い込んだ両津と中川に出会い、村の案内と犯人逮捕に協力、オチでは度井仲署の総力をあげて柿泥棒を追って東京へ押し寄せてきた。 先代署長 アニメオリジナルキャラクター。現在は故人で、大前田の回想に登場。元々は巡査であったが、30年前に柿泥棒を捕まえた功績で巡査長に昇進した。
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