広域捜査庁
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星崎剣三(ほしざき けんぞう) 演 - オダギリジョー 本作の主人公。33歳。意味不明な単独行動が災いし、「東京の事件」の担当から外され、3年前のバス消失事件を調べるために南熱海市に派遣された広域捜査官。 常に丁寧な物腰で、立つ時は両手を後ろで組む癖がある。コーヒーが飲めず、いつもお湯を飲んでいる(曰く「豆から出るのが気持ち悪い」らしい)。口癖は「あー、大体分かりましたよ」。 第六感に基づいて捜査を進めるため、周りにあまり理解されていない。また、色々な非科学的なアイテムを平気で捜査に活用する。非常に抽象的で意味深な発言が多く、謎を秘めた登場人物たちと普通に会話ができてしまう。しかし、その若干の不思議要素を除けば非常に優秀な捜査官。 学生時代は友達が少なく、よくケーナを吹いていたらしい。成績は最低点が88点だったという噂。 北島とはかつて一度だけ深い仲になったことがあるらしく、身を案じる言動を見せる。 最終話にて、死んだはずの新宮寺が運転するバスに乗り込み、先に乗っていた東雲と共にラインを越える。 北島紗英(きたじま さえ) 演 - 栗山千明 星崎の相棒として南熱海市に派遣された広域捜査官。29歳。階級は警視正。立場は星崎の上司だが、敬語を使って接している。かつて一度だけ深い仲になり、今も動向が気になる素振りを見せる。 事件を追っていくうち、平坂に好意を寄せるようになる。 美人であるが、真面目で中途半端なことが嫌いな性格故、星崎からは「性格が悪い」と言われており、モテない(自覚はある)。いつも声が大きく、東雲の主治医・樫村に叱られた(あまり自覚がない)。時々、横浜弁になる。中学時代は数学が苦手だったとのこと(曰く「2だったときがある」)。 最終話にて、星崎に「引き続き学校を頼む」と言われ、置いていかれた。 坂善正道(さかぜん せいどう) 演 - 田中哲司 本庁の切れ者鑑識官。星崎曰く「(頭が)切れすぎて痛いくらい」。星崎とは知り合いで、星崎の捜査力を認めている。 遺留品や証拠品の鑑定結果は一度しか言わない主義。フライドチキンを持ち帰る際は証拠品用のビニール袋を使用するなど、鑑識官らしさを持ち合わせる。過去は振り返らない性分。非常に早口。 犬塚を気に入り、「広域捜査官になる気があるなら推薦状を書いてやる」とまで言って勧めた。 拾坂の淹れたコーヒーとフライドチキンを好んでいる。 星崎と見間違えた桂東が仕掛けたいたずらに引っかかり、デッキブラシを踏んで額に青アザを作った。
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