広域放送・県域放送
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「NHKラジオ第1放送」の記事における「広域放送・県域放送」の解説
関東広域圏・中京広域圏・近畿広域圏(大津を除く)の15都府県で広域放送、それ以外の32道県で県域放送を行っている。2011年9月1日からは、NHK独自展開のIPサイマルラジオサービス「らじる★らじる」のサービス開始に伴い、2017年10月2日からは民放サイマル配信サービス「radiko」(2017年10月2日正午頃から2018年3月30日までの第1次実験配信(一部地域限定) と、2018年4月12日以降の第2次実験配信(全国配信) を経て、2019年4月1日より正式サービス開始)も加わり、インターネット経由でもFM放送やNHKワールド・ラジオ日本(NHKの国際放送)の衛星ラジオと同等の高音質で聞くことができるようになった。 空中線電力(出力)は、基本的に地元民放と同等またはそれ以上である。例えば関東広域圏の場合民放(TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送)は100kWに対し、NHK東京第1放送は300kWで送信されている。他方、岡山・鹿児島は第1放送より地元民放(RSK山陽放送・南日本放送)の方が大出力である(NHK岡山 5kW / RSK 10kW・NHK鹿児島 10kW / MBC 20kW)。 埼玉県と東京都以外の関東地方と、奈良県には中継局を含めた送信所がない。また岐阜県・三重県・京都府・兵庫県・和歌山県については府県庁所在地には送信所がないが、それ以外の場所に中継局(岐阜・三重は名古屋放送局、京都・兵庫・和歌山は大阪放送局傘下)がある。 富山県では県内全域に親局から一括送信を行っている。それゆえ中継所を置いていない。
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